つみたてNISA始動 10兆円市場、若者に狙い 低い手数料率、収益性課題

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21788320S7A001C1EE9000/

未経験者層の流入を新制度は想定する。20~59歳の現役世代のうち、潜在的な利用者は投資未経験層も含めて365万人と、野村アセットマネジメントは推計する。ひとりあたり月平均1.3万円の投資が見込まれ、制度が終わる2037年までには11.4兆円規模に成長する計算だ。

野村証券が力を入れるのは企業相手の営業だ。社員持ち株会につみたてNISAの利用を促していく戦略だ。みずほ銀行ではロボットアドバイザーで最適な資産配分を提案する。楽天証券は楽天スーパーポイントを、投信の積み立て購入に回せる仕組みを整備。

問題は収益性だ。つみたてNISAは低コストの投信だけが対象で、大半は信託報酬が0.5%未満。仮に11兆円市場に成長しても、運用会社と販売会社の取り分は1社あたり年数億円にしかならない可能性がある。

運用会社と販売会社はあまり儲からないようで、購入者が一番メリットを得られるのがつみたてNISAとのこと。


安倍VS小池 衆院選 小池劇場 民進を二分 保守・革新、色分け鮮明 「踏み絵」許せない/24年間一緒…残念

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21806750S7A001C1EA2000/

枝野と前原は旧民主党でも政府・党の要職に就くなど経歴は似通うが、政策のスタンスは異なる。党内では前原は保守の代表格とされ、枝野はリベラル派の中核だった。

枝野は、立憲民主党に参加したいという候補者を「排除しない」との方針を打ち出した。希望からの「選別」で浮遊する候補者の受け皿となり、政権批判票を集めたい考えだ。

元民進党代表の岡田は「私の目指す政権交代可能な政治は、保守からリベラルまで幅広い支持層に支えられた存在でなければ自民党に対抗できる政党にはならない」と指摘し、保守を掲げる希望の党、リベラル系中心の立憲民主党双方への不満を挙げた。

ほんらい政策ありきでしょうから、小池さんが選別するのは当然だと思います。無所属だと色々と不利な面があるので、枝野さんが受け皿として立憲民主党を作るということで理解。


希望の「選別」で亀裂 合流・無所属・新党…民進、対応3つに

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21762410R01C17A0PE8000/

「寛容な保守を掲げながら、なぜ排除の論理を打ち出すのか」。共同通信などによると民進党の落合前議員は無所属で出馬する意向を表明した。すでに千葉4区選出の野田元首相ら選挙地盤の固い前議員を中心に動きが出ている。

地方では、連合静岡が一部の民進前議員について、希望の公認を得られず無所属で出馬しても支援する方針を決めた。民進を離党して希望に移った細野元環境相が出馬する静岡5区は自主投票にすることを確認した。希望側は連合の組織力に期待するが、連合側の不満は強まりつつある。

小選挙区で無所属で出馬すると比例代表との重複立候補ができず、小選挙区で負けても惜敗率で復活当選できないなどの制約が生じる。そこで受け皿として、希望が掲げる政策と相いれない民進のリベラル派前議員を中心に、新党立ち上げを探る動きが出てきている。枝野氏は「党の理念や政策が変わるのなら、いろんな判断がある」と語り、新党結成も選択肢とする考えをにじませた。

結果、枝野さんは新党を作るようなので、3極の構図。野党票割れて結果自民の流れでしょうかね。


フレックスジャパン ASEANでシャツ店 オーダー強化 品質勝負

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背景には日本で培った技術力がある。欧州に比べ湿度が高い日本で戦ってきたフレックスジャパンは高温多湿地域向け商品開発で冷涼な欧州の企業より先行している。高温多湿のASEAN地域での商品展開を新たな柱に育てる計画だ。

矢島社長は「海外販売を強化する理由は2つ」と話す。1つはネット販売が増え、市場の国境がなくなったこと。日本のアパレル業界も海外勢の攻勢にさらされている。海外で競うことで敵を知ることが目的という。もう1つはASEANという新しい市場を早めに確保するためだ。

目指すのはシャツの脱コモディティー化だ。既製品は新興国製などとの価格競争リスクを常に背負う。既製品より難度が高く、価格競争になりにくいオーダーシャツ事業を強化し、ASEANの中でもオーダーの比率が高いインドネシアでは同国の自社工場でオーダー製品が作れるようにする。

非常に独自戦略ですが、どんな先見やきっかけがあってASEAN展開をしたのかを知りたいと思いました。


IT企業は現実を見ろ

https://www.nikkei.com/article/DGKKASGM29H1J_Z20C17A9TCR000/

かつては市民に自由を与えるネット技術に政府が立ち入るべきではないと考えられた。そうした技術は現実世界や各国の民主主義を超越するので普及を止められないとみなされ、多くの起業家は政府や大企業に立ち向かうという目的意識を持った。しかし、この哲学は今や存在意義を失った。規制当局に何か言われたら、黙って従うものだ。

ウーバーや米エアビーアンドビーなどの新しいサービスが多くの人に利用されるようになると、仮想空間は規制の多い現実世界と不可分になった。ネットが人間を自由にするなどといくら豪語しても、民主主義国家では規制に従わないのは法の網をかいくぐっているのと同じことだ。

ザッカーバーグ氏もコスロシャヒ氏も、自分たちはITを中心とする理想郷ではなく現実の世界で事業を営んでいるのであり、規制当局や世論に従わなければならないと気付いたようだ。コスロシャヒ氏はロンドンの従業員に「悪評が広まれば、大きな犠牲を払わざるを得なくなる」と説いた。人の反感を買いつつそれを技術革新と呼ぶことも、多大な代償を伴う。IT企業は現状打破を目指すのではなく、便利で信頼できるサービスを提供する必要があるだろう。

他では聞けない興味深い主張でしたが、ネットと現実が不可分になったという点、納得できる内容でした。


福岡の若者、なぜ女性多い? 「婚活不利」嘆く女性も

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なぜ、こんなに女性の方が多いのか。よく耳にするのが、男性は就職で首都圏など他の大都市に流れる一方で、女性は九州各地から福岡へ集まるという説だ。県をまたいだ人口移動のデータからはこれを裏付ける結果が読み取れる。就職を機に流入した人口から流出した人口を引いた新卒者就職純流入人口では九州全7県で流出超過となっている。ただ、男女別でみると福岡県は男性が流出する一方で、女性は流入超過の傾向がある。

結婚を望む女性にとって男女の人口が不均衡な福岡はパートナー選びの選択肢が狭まる「不利」な市場。なかなか機会に恵まれない女性が積極的に新たな出会いの場を求めるためか、ツヴァイでは会員に占める女性の比率が九州で最も高いのが福岡だ。

近年、東京の企業では女性が活躍するのは当たり前、特別なことではない雰囲気になっている。一方で福岡の企業風土はどうか。福岡地域戦略推進協議会フェローの西田さんは「まだ立ち遅れている面がある。まずは活躍する女性をロールモデルとして際立たせて、意識や風土の変化を喚起する必要がある」と指摘する。

流出入の分析で、福岡に女性が多いのはなぜかということに対してよくある話が裏付けされたということですね。