こんな所にも外国人観光客 隠れた宝、発信カギ

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12516360T00C17A2LC0000/

松江市美保関地区。過疎地の不便な港町だが、ここ数年、外国人宿泊者が増え始めた。にぎわう施設の一つが老舗旅館の福間館。約80人が宿泊できる本館に加え、漁師の家を改装したゲストハウス3棟を擁し、田舎暮らしを体験してもらう「しまね田舎ツーリズム」の取り組みに参加している。「静かなたたずまいが欧州からの旅行者に人気だ。宿泊者は国別でフランス、スイス、ドイツの順に多い」(経営者の福間氏)

山口で今、最も勢いのある観光地が長門市の元乃隅稲成神社だ。16年の来訪者は50万人を超えたとみられ、前年比6倍強という繁盛ぶりだ。断崖に123の赤鳥居が並ぶ印象的な風景を、15年に米CNNが「日本の最も美しい場所」の一つに選んでから外国人人気に火が付いた。中国、韓国、欧州から観光客が押し寄せる。数年前まで知られざる名所だったが、今や集客力は秋吉台と変わらない。

日本人にはメインとなる観光地ではなくても、外国人の訪問が増えている場所は少なくない。岡山県瀬戸内市の備前長船刀剣博物館は、16年4~12月で15年度に並ぶ外国人が訪れた。旅行会社がプランに組み込んでいることが多く、特にフランス人のバスツアー客が多いという。職人が鉄を打つ実技などが人気で、市も特別予算を組んでツアーに合わせて実施している。

訪日客も都心から地方へ、コト消費へ人気が流れ始めてますよね。魅力をうまく伝えられた地方は強いと思います。