日銀総裁、異例の追加緩和言及 消費再増税後押し

http://www.nikkei.com/article/DGKDZO76977660S4A910C1EE8000/

黒田東彦総裁が11日に追加金融緩和に言及したのは、消費税率を10%へ予定通り引き上げるよう政府の判断を後押しする狙いがあったとみられる。

財政が一段と悪化すれば国債価格の急落などで市場が混乱するリスクがある。再増税による景気腰折れリスクを避けるため追加緩和も辞さない姿勢を明示し、財政再建の着実な進展を促した。

要人のサプライズ発言ってやつですね。


味の素「和」で北米攻略 冷食企業840億円かけ買収 4兆円市場で世界大手追撃

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ウィンザー社は中華料理の商品などが得意で、アジア食で米冷食トップ。一方、味の素は焼きそばなど日本食に強く同5位につける。買収で米冷食市場での「和食・アジア食」シェアを今の合計約36%から20年に約50%に高め、「NO・1を狙う」(伊藤社長)。

味の素が求めたのは米社の販路だ。ウィンザー社は全米の小売店8万店と外食12万店に販路を持つ。味の素はウォルマート・ストアーズに「サムライ」ブランドで冷食供給を始めたが、他ルートは一部にとどまっていた。「同規模の販路と生産拠点を自前で整えるには、気の遠くなる時間と500億円以上の費用がかかる」(伊藤社長)。鬼門の市場攻略へ「時間を買った」格好だ。

スイスのネスレや英蘭ユニリーバ、米ケロッグなど欧米大手と戦っていくには先進国市場の攻略が避けて通れない。先進国では逆に冷食の商品力を武器に、その販路で「味の素」や「ほんだし」などの調味料を拡販する戦略も進める。

最近日本の大手が海外に攻めてる印象です。色んな形で「和」を広げていますね。


リクルート上場 M&A・人材確保原資に 調達1000億円

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リクルートは就職情報や住宅関連の情報誌から人材派遣まで幅広く手掛け、「人材情報・紹介分野で世界一になること」(峰岸真澄社長)が目標だ。だが圧倒的な存在感をもつ国内に比べ、海外売上高は全体の2割にとどまるなど展開が遅れ気味だった。

同業大手の買収を通じたシェア拡大を志向してきたが、ここ数年は米IT企業を買収するなどネット企業への脱皮を目指す姿勢を鮮明にしている。IT業界の中心地、米シリコンバレーでは優秀な技術者の引き抜きも激化しており、「世界一」になれるかは上場で得た資金の使い方にかかる。

リクルートの時価総額は今年の上場企業で最大となり、投資家の注目度は高い。公募増資と売り出し価格の想定は1株2800円。これと利益予想を基にPER(株価収益率)を計算すると23~24倍で、東証1部上場企業の平均である16倍を大きく上回る。会社側も投資家の高い成長期待を十分に意識していることが読み取れる。

海外展開、人材確保、IT企業への変化というのが上場のポイントですね。


ネット通販でドイツ系先行 東南アジア最大級「ラザダ」 創業2年、楽天などと激突

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ラザダは2012年に独VCのロケット・インターネットが設立した。ロケットは欧米で成功したネット事業モデルの「クローン」を新興国で展開する戦略で、これまで100社超のネット企業を立ち上げアフリカや南米にも進出した。ラザダは東南アジア版のアマゾン・ドット・コムだ。

目を見張るのは事業展開のスピードだ。「我々は外資として東南アジア広域に本格参入した最初のプレーヤーだ。まずは規模拡大に集中する」(ビットナーCEO)と、早期の顧客囲い込みを狙う。米アマゾンや中国のアリババ集団など世界の巨人が本格参入する前に一挙にタイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムで同時にサービスを開始した。

楽天は09年にタイに進出し、インドネシア、マレーシア、シンガポールと順次「楽天市場」を開設。中小の個人事業者など4カ国で計3千店以上がサイトに出店し、取扱商品数も135万点まで増やしてきた。自前の直接販売を強化するラザダとは違い、楽天はモール事業に集中し、出店者の売上高を増やすことで収益向上につなげる。

ラザダ知らなんだ。ドイツVCで東南アジアを攻めているというのが興味深いです。


米マクドナルド、内憂外患 新興勢が台頭、顧客流出 日本・ロシアの不振重く

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若者を中心に、マクドナルドの顧客が新興企業に流出している。米調査会社テクノミックによると、毎月マクドナルドに通う19~21歳の割合はこの3年半で82.4%から69.5%に12.9ポイント減った。逆にファスト・カジュアル店は20.9%から2ポイント増えた。

もう一つの「内憂」は賃上げ圧力だ。4日、ファストフード店で働く労働者が全米約150カ所でデモを展開し、時給15ドルを保証するよう求めた。米国内で1万4000店強を抱えるマクドナルドは最大の標的だ。

ロシアでは政治情勢に揺さぶられている。ロシア当局は8月20日「衛生面での問題が見つかった」としてマクドナルド4店舗の営業一時停止を命じた。ウクライナ問題を巡り米国がロシアへの制裁に踏み切ったことへの反発とみられている。

ファストフードより手軽なファスト・カジュアル・フードの台頭、国内の賃上げデモ、日本の鶏肉問題、ロシア政治情勢の揺さぶり。厳しい厳しい経営環境ですね。


アップルウオッチ、想定内の革新 ジョブズ後初の新分野 幅広く提携、成長手探り

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発表した新製品・サービスは事前に報道されていた想定の範囲内にとどまった。ジョブズ氏による画期的な革新や、神秘的な演出はもはや失われた。

ほかの企業がアップルウオッチに対応したサービスを開発するためのソフトウエア「ウオッチキット」も発表した。今後、アップルウオッチが成功するかどうかは「アプリがどれだけ充実するか次第」(米調査会社IDCのアナリスト、ダニエレ・レビタス氏)との見方が多い。

7月にはジョブズ氏の宿敵だったIBMとも法人営業で提携した。法人向けの貧弱な営業網を補うためだ。ジョブズ氏が片手での操作性にこだわり、嫌っていたiPhone(アイフォーン)の大画面化に踏み切ったのは変化の象徴といえる。

想定内ってのはアップルにとって屈辱的表現かもしれませんね。ジョブズの呪縛もあるし、クックCEO正念場。


国家戦略特区、まず2市認定 福岡と兵庫・養父 追加の規制緩和 課題に

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東京などの計画の具体化は遅れている。外国人活用の拡大など特区の中での自由度をさらに高める法改正も課題になる。

政府は今年3月末に戦略特区として全国6地域を指定した。そのうち福岡市と養父市で事業に踏み出せると判断し、計画を認定した。安倍首相は会議で「いよいよ農地流動化や街のにぎわいにむけた具体的な事業が動き出す」と強調した。

まだ実施段階には来てなかったんですね。福岡市でもこれから具体的に動き出しそうなのでしっかりフォローしていきます。


楽天、手薄な海外展開急ぐ 米ネット通販買収を発表 消費者への還元手厚く

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イーベイツ買収で楽天の販売総額に占める海外比率は約16%に高まる。さらにイーベイツの成長をけん引してきた現金還元やクーポン配布の仕組みを活用して、まず米国のネット通販利用者が楽天のサイトを活用するように促す。

イーベイツは取引額のうち約1割を米国以外の消費者が占めている。一方、楽天は世界4億人の利用者を抱える無料対話アプリ「バイバー」を持つ。双方を連携させて米国以外の海外顧客も増やし、海外比率を20年までに50%に引き上げる。

楽天はイーベイツ経由で、商品やサービスを購入した消費者のデータを世界中で把握する。膨大なビッグデータを活用してきめ細かな商品戦略につなげるのも買収の狙いの一つだ。

アリババやアマゾンに立ち向かう日本の侍という構図でしょうか。


日銀、市場に緩和徹底示す マイナス金利で国債購入

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円安が進む背景には、日銀の金融緩和が長引くとの見方がある。日銀は9日、緩和の一環として短期国債を異例のマイナス金利で買い入れた。損失覚悟による国債買い入れが一層の金利低下につながり、円安基調を後押しすることになりそうだ。

今月8日に内閣府が発表した4~6月期のGDP改定値は下方修正となり、日銀が見込む内需・外需の持ち直しは遅れている。政府には年内にも補正予算を編成して景気浮揚につなげる思惑も浮かんでおり、日銀も次の一手を催促されつつあった。

マイナス金利で購入するということは、買い入れた国債を償還まで保有すると損失が出ることを意味する。「通貨の番人」である中央銀行としては極めて異例の措置で、日銀が金融緩和を徹底して景気底上げする姿勢を市場に明示する狙いがあったとみられる。低水準の長期金利がさらに下がる可能性もある。

まだ円安に誘導したいってことでもありますよね。


円売り、主要通貨で目立つ 6年ぶりに106円台 景気回復の遅れ響く 日銀緩和観測も材料に

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円売りが強まっている背景には、景気回復のもたつきがある。「景気を下支えして消費税率引き上げの環境を整えるため、日銀が追加緩和に動かざるを得ない」(クレディ・アグリコル銀行外国為替部の斎藤裕司エグゼクティブディレクター)との見方が浮かび、円売りを誘っている。巨額の貿易赤字によって輸入企業の円売りが膨らんでいる面もある。

もともと円安に進み始めたのは、米景気の持ち直しによる「強いドル」を市場が意識したためだ。米国の長期金利に先高観がにじんでおり、ドル買いが進んでいる。米国の金利が上がれば、超低金利の円で運用するよりも、金利の高いドルに投資したほうが利ざやが稼げる。外為市場では円を売ってドルを買う動きが優勢になりやすい。

市場では年末にかけて1ドル=109円程度まで円安が進むとの見方がある。ただ9月に入って対ドルで2円強も円安が進み、市場では過熱感を指摘する声もある。みずほ銀行国際為替部の田中誠一次長は「再びドルを売って円を買い戻す調整局面を迎える可能性に注意すべきだ」と指摘する。

あれよあれよと106円ですもんねー警戒感はあってもよほどのことがない限り108円台までは手堅くドル高進む雰囲気ですが。