発信・再発見ニッポン どこでも絶対ウケる 海外で爆笑呼ぶ落語家 三遊亭竜楽さん 伝統芸能8カ国語で輸出

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中央大法学部で法曹界を目指していた。だが4回挑戦しても司法試験をパスできず、26歳の時に脱線を決意。好きな落語の世界へ飛び込んだ。師匠の故・五代目三遊亭円楽さんはテレビで落語を広めたパイオニアの一人として知られる。1992年に真打ちになった後も師匠の「人がやらないことをやれ」という教えが重くのしかかっていた。

転機は2008年に訪れた。イタリアでの公演依頼。語学が得意でもないのに、わらをもつかむ思いで「イタリア語でやりますよ」と調子よく引き受けた。

日本固有の文化を言葉で説明すればするほど、わかりづらくなることもある。表情やしぐさを重ねて「自国の文化の延長線上で考えてもらう」という。「想像力は世界共通」と、日本の寄席でも「演じる」意味を一層かみしめるようになった。「どこにでも行って現地の言葉で演じます。どこでも絶対にウケる」と自負する。

いや尊敬します。挫折→師匠との出会い、そしてハートオープンであった姿勢が今に繋がっているのだと思いました。


習氏人気 好機かリスクか

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意外だったのは、習氏が「人気」の面でも彭さんと肩を並べつつあるように感じたことだ。反腐敗の名のもとに政敵を次々と失脚に追いやり、自由にものを言えなくなった国民は習氏への不満を内にため込んでいる――。そんな日本で描いていたイメージとはだいぶ違う。

習氏の強権的なやり方に反発する人もたくさんいる。だが、多くは知識人やグローバル化の波に乗った党のエリートたちだ。いわゆる支配者層で、社会の多数派ではない。

世界で起きているのと同じ現象が、中国で習氏の人気となって表れているようにみえる。反腐敗を旗印に既得権層をたたく「強い指導者」に、国民の多くは拍手喝采を送っている。それは、停滞する日中関係にとって悪い話ばかりでないはずだ。習氏がやりたい政策をやれるようになれば、世論におもねって日本に強硬姿勢を取る場面は減る可能性がある。問題は、習氏が本当は何をやりたいかがよくわからないことだ。もしトランプ氏のように「自国第一」を掲げるなら、日中関係だけでなく世界の混迷は深まる一方だろう。

反腐敗に強権をふるう周氏に対してエリート層の反発はあるけれども、庶民からは圧倒的な人気があるとのこと。


福島と結婚します クリエーター、故郷に誓う 箭内道彦さん ドキッ広告で誤解変える

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「普通は『新しい』『おいしい』などと良さをアピールする。間違いを正すのは、従来の広告の文脈とは大きく違う」と戸惑うこともある。それでも風評被害をはじめとする誤解を正すことに広告の力を信じている。

活動がきっかけとなり福島関連の仕事が舞い込むようになった。徐々に「福島から逃げていた」ことに気付く。10年9月に福島・裏磐梯で開催したイベントで、バンド「猪苗代湖ズ」を結成。素直に郷土愛を歌える自分がいた。「福島に生まれたから、今がある」。そう思えたところに3.11が起きた。

「僕は福島と結婚します」。3.11の直後、地元放送局からコメントを求められ宣言した。「ずっと応援する」では伝わらない。「もう来るな、と言われても関わる」ほどの思いを込めた。今、「復興はこれからが本番」と、その思いをさらに強めている。

多才ですね。アンチが反転した時というのは、ものすごい思いが溢れてくるのだなと思いました。


若き美術家に創作の糧 作品売る力 展示会で鍛える

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画家の与倉豪さん。「このままでは若い才能が埋もれてしまう」という危機感が原動力だ。2016年度の大学美術系学科の志願者は約1万人で、女性が大半を占める。実学志向が強まり、人気は低落傾向だ。

美術家はいかに生計を立てるべきか。講座では知識や技術でなく、作品を売るためのノウハウに重点を置く。「大金を稼ぐ必要はない。次に描く絵の画材代さえ回収すれば、創作を続けられる」若手を育てたいという講座の趣旨に共鳴した百貨店と、合格すれば店内で展示できるオーディションを開始。そこから派生して生まれたのがEGCだ。

活動の素地には若き日の苦労がある。芸術に造詣が深かった父は「食べていけない」と美大入学に反対だった。学費や画材代を稼ぐため、深夜にビルの建設現場で歯を食いしばり、百貨店屋上で戦隊ヒーローの着ぐるみをまとった。「創作の主眼を換金に置くべきではない」。活動を快く思わない画壇の声が届くこともあるが、「壁を作って閉じこもっていてはダメ」と思う。

素敵な活動だと思います。アートの世界でも、作品を売るためのノウハウはかなり重要だと思います。


SAKE造り、米国人挑む 元金融技術者、失業で一念発起 日本の老舗に負けぬ味

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「ブルー・カレント」は、ロンドンで開かれた品評会「ロンドン・サケ・チャレンジ」で、日本国内の老舗造り酒屋の銘酒など29銘柄とともに金賞に選ばれた。

フォードさんはハーバード大を卒業後、DNAの研究などを経て金融システムコンサルタントになった。05年に異動で来日し日本酒と初めて出合う。帰国後、リーマン・ショックでリストラに遭い、2年ほど職を探したが「リスクはあっても自立したほうが楽しい」と起業を決めた。

もともと趣味でビールやシードルを造っていたが、地ビールは米国で既に多くの業者が手掛けており、成長の余地が見込める日本酒を選んだ。京都や大阪、広島の造り酒屋を見学したほか、セミナーに参加するなどして酒造りを学び、15年に本格的に生産を始めた。

一人でここまでできるんだと希望を感じました。メディアにもかなり取り上げられているようですし、リストラされてラッキーと言えますね。


外国訪問50回、ゴルフ56回 週末は月1で被災地へ

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「地球儀を俯瞰する外交」を掲げる外国訪問は計50回。ほぼ月に1回のペースを続けている。訪問国・地域は66にのぼる。ゴールデンウイークや国会の合間になる夏は回りやすい。

東日本大震災の被災地への視察は土日を利用して行くことが多い。計31回で、48日に1回の計算になる。昨年の熊本地震や台風被害の被災地の訪問など、東日本大震災以外の被災地訪問を合わせると42回となり、36日に1回のペースだった。被災地視察としては「月1回」をほぼ保つ。

趣味のゴルフは毎月というわけではなく、長期休暇に連日プレーする形で、これまでに56回楽しんだ。散髪はほぼ月に1回のペースだ。年末年始は毎年、六本木のグランドハイアット東京で親族と過ごすのが定番。

非常に人間性も垣間見れました。月1で被災地へ行き続けているのはあまり話題には上りませんが素晴らしいです。


トランプ氏──父から勤労精神 高級車で新聞配達も

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トランプ氏はニューヨーク市クイーンズ区で、ドイツ系の父フレッドとスコットランド系移民の母メアリーとの間に次男として生まれた。若いころから富の拡大と父親を超える立身出世にまい進してきた。

厳格な父から勤労の精神をたたき込まれた。富裕層の子息が厳しいしつけのために送り込まれることが多いミリタリースクールを卒業した。鍛錬の一環で新聞配達もやらされたが、雨や雪の日には父のお抱え運転手付きリムジンに乗って配達したという逸話もある。

女性蔑視発言や他人への中傷などの発言からは想像しにくいのが、5人の子供たちの厳格な父としての顔だ。「たばこ、酒、麻薬の絶対禁止」を子供たちに徹底。金持ちやセレブの子息にありがちなスキャンダルがあまり聞こえてこない。

父としての厳格な一面も。酒もやらないというのが意外でした。人物像もっと深掘りしてみたいです。


オバマ氏最後の演説 ゆかりの国内関係者も思い巡らせ

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「オバマケアや同性婚支持など、チェンジを積み重ねた自負とともに、人種問題などのやり残した課題に無念さもにじんだ」。大統領選でオバマ氏やクリントン氏の陣営スタッフとして働いた経験のある明治大の海野教授は、お別れ演説を聞いてそう感じた。

若者の主権者教育に詳しい東洋大の林助教によると、オバマ氏は選挙戦でSNSを活用し、小口献金を募るなどして若者の政治参加を呼び起こした。お別れ演説についても「有権者に対して当事者意識を呼び起こす内容だった。そんな姿勢も米国の若者らの支持を集めたのだろう」と分析する。

核政策は掲げた理想と現実との隔たりは大きかった。日本原水爆被害者団体協議会の田中事務局長は「プラハ演説後も核兵器廃絶の動きはほぼなかった」と嘆く。被爆地広島を訪問したオバマ氏の心中について、「核廃絶を掲げながら変えられなかった悔しさもあったはず」と推しはかる。

様々な側面で功績が伝わってきました。彼の平和への理想は退任後にこそ実行されると思っています。


今年、動き出す 夢の空間、作ってみせる クルーの価値観ひとつに/東奔西走、魅力を発信/笑顔で働ける環境を

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東日本旅客鉄道が運行を始める「トランスイート四季島」。トレインクルーの育成を担うのが中山さん(45)。30人のクルーの採用や教育、訓練プログラムの策定や車内サービスの仕組みづくりを手掛ける。「腹をくくって」着任した。

名古屋市に開業予定の屋外型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」のジオラマ。パンフレットを配りつつ「遊びに来てね」と子どもにほほえみかける女性が、プロモーションを担う和久井さん(46)だ。「常に挑戦し続けることをモットーにしている」。和久井さんはレゴランド・ジャパンを含め4つの会社で働き、それぞれで活躍してきた。

星野リゾートが展開する海外初のリゾートホテル「星のやバリ」がオープンする。オペレーション責任者として開業準備に奔走するのが小林さん(31)。現地で採用した約40人のスタッフの教育や、働きやすい環境整備の指揮を執る。社内プレゼン大会で、星のやバリのディレクターに立候補。登用が決まり、バリに赴任した。

女性が活躍できる、多様なキャリアがあるのだと思いました。イキイキしている感じが伝わってきます。


大宅壮一文庫の案内人 鴨志田浩さん ネット隆盛の中「雑誌愛」育てる

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鴨志田さんら約30人のスタッフの重要な業務に索引づくりがある。到着した雑誌を1ページずつめくり「人名」と「件名」に分類。国内外の著名人は年間約4千人がリスト化され、1冊あたり30~100件の検索データをつくる気の遠くなる作業だ。読者目線でどうすればその記事を検索できるか、常にキーワードを考える。

無限とも思える情報が詰まったネット世界は求める情報にピンポイントでたどり着ける一方、周辺の情報への関心が薄れてしまうと感じる。「雑誌を読め、というわけではないが、興味ある記事とは別のページに近い情報があり、興味から好奇心に膨らむ」と、調べる「過程」を重視する。

東京都は2009年、多摩図書館に週刊誌から学術誌まで集めた「東京マガジンバンク」を創設。17年に国分寺市に移転し、市民の要望で約530から6000タイトルの雑誌が自由に閲覧できるようになる。一過性の話題を後年になって掘り起こしたいという需要は必ずあると鴨志田さんは考える。

「ネット検索は瞬間的な興味を満足させて終わる。興味を好奇心にすることが大事」。共感するところです。