藤井四段、最多タイ28連勝 最年少棋士 30年ぶり快挙

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17960310S7A620C1CC1000/

対局後、藤井四段は「(28連勝は)思ってもみなかった幸運で、ツキがあった」と話したが「次の対局もすぐなので喜びに浸っていられない」と気を引き締めた。羽生王座は「神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きる」とコメントを発表した。

藤井四段は愛知県瀬戸市に住む中学3年生で、杉本昌隆七段門下。5歳で将棋を覚え、2012年、10歳で日本将棋連盟の棋士養成機関「奨励会」に入会。勝ち抜くのが厳しい最終関門の「三段リーグ」を最短の1期(半年)で突破した。

昨年10月、最年少記録を62年ぶりに塗り替える14歳2カ月でプロ棋士となる四段に昇段した。今後は連勝記録に加え、最年少でのタイトル挑戦などの記録更新にも期待がかかる。

やはりどんな教育を受けてきたかが気になりました。モンテッソーリを受けていますね。あとはご両親がのびのび育ててきた印象です。


メルカリ、フェイスブック幹部をスカウト

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17954010R20C17A6TI1000/

同氏はメルカリ創業者の山田会長兼CEOとともに、米国を中心とする海外事業を軌道に乗せる重責を担う。

スウェーデン出身のラーゲリン氏はNTTドコモや米グーグルを経て、2014年にフェイスブックの副社長に就任。ザッカーバーグCEO直属の幹部約20人で組織する「Mチーム」メンバーの一人として、新規事業開発や渉外などを担当してきた。

流ちょうな日本語を話すラーゲリン氏は、「日本のサービスが海外で成功するのは難しいというジンクスを破りたい」とコメント。山田氏は「グーグルとフェイスブックで培った経験と人脈を生かし、世界で成功する上で我々に足りない部分を補ってもらいたい」と述べた。

朝から多方面で話題になっています。山田さんの採用交渉力がすごく高いということでしょう。


出でよ日本のマクロン

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17857070Z10C17A6EN2000/

労働者の権利が強すぎて企業が人を雇うのをためらう。仏経済の泣きどころである高失業率はこの悪循環からくる。マクロン政権は柔軟性を高めるための労働法の改正案を今夏に成立させる方針を明言する。社会保障改革や法人税率の引き下げも公約した。

「マクロンマニア」という造語が示す個人的な人気の高さがどこまで続くか。「どうせ息切れする」と高をくくる人が多かろうが、意外と粘り強く実績を積み重ねる可能性も秘める。そんなマクロン氏のような人物を最も必要としているのは、わが日本ではないか。

アベノミクスの4年間で人々のデフレ心理はある程度は克服され、ほどほどの成長に戻った。一方、短期で痛みを伴うが、中長期で財政や社会保障を安定させる構造改革には光が当たらない。我々がその状態に慣れっこになっている。

リベラル保守的なバランス感覚に好感を持っています。マクロンマニアが生まれるのも納得。


五輪、街が変わる好機 デザイナー コシノジュンコ氏

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17808350X10C17A6EA5000/

「日本は元気ですよ。何でもあるし、おいしい物がいっぱいある。歌舞伎とかコンサートとか、『コト』もあるでしょ。おしゃれのしがいがある所もいっぱい。楽しむために『もっとおしゃれしたほうが得よ』って言いたい」

――アパレル業界や百貨店が苦戦しています。「みんな、同じように見えません? 情報過多でオリジナリティーが薄れているのでは。ファッションに携わる人は、洋服のことばかりを考えず、広い範囲で感性を生かせばいい。こだわるから小さくなっちゃう」

――3年後に東京五輪・パラリンピックを迎えます。組織委員会の文化・教育委員として、どのように考えていますか。「皆が20年を基準にしすぎてその先のことは見えなくなっている。ただ、五輪開催は街が変わるチャンス」

ファッションを通じた独自の視点が興味深いです。彼女の考えるオシャレの定義とか聞いてみたいです。


テロ対策お茶の間に 「情報機関」経験のタレントREINAさん

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17549380R10C17A6CC1000/

米国の大学で安全保障論を学び、テロ対策の専門家としてICPOなどで勤務したという異色の経歴。安全保障を学び始めるきっかけは、米同時多発テロだ。かつて父親が勤務していた世界貿易センタービルがあっけなく崩れ、多数の親友が家族を失った。なぜテロは起きたのか、防ぐことはできなかったのか。夢中で勉強を始め、やがて情報機関で働こうと志望するようになった。

2014年、FBIへの就職活動が転機となった。嘘発見器による最終診断で勤務意欲を問われると、心の動揺が表れた。「どうせなら、これまでと全く違う世界に飛び込もう」と、芸能事務所の面接に臨み、コメディー部門があることを知った。コメディーショーによく足を運び、日本のお笑い番組も見ていたことから、すぐに養成所に入った。

異色の経歴を前面に出した売り込み方法でタレント活動を続けている。トランプ氏が当選して以降、ワイドショーやニュースの解説番組の仕事が入るようになった。日本人に縁遠い中東情勢や安全保障の現場を分かりやすく、時に軽妙に解説する姿が話題となり、出演する機会が徐々に増えている。

存じ上げませんでしたが、超ユニークな経歴と、意図があるので、今後ひんぱんにお見かけするように思います。


発信・再発見ニッポン どこでも絶対ウケる 海外で爆笑呼ぶ落語家 三遊亭竜楽さん 伝統芸能8カ国語で輸出

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16068940X00C17A5CC1000/

中央大法学部で法曹界を目指していた。だが4回挑戦しても司法試験をパスできず、26歳の時に脱線を決意。好きな落語の世界へ飛び込んだ。師匠の故・五代目三遊亭円楽さんはテレビで落語を広めたパイオニアの一人として知られる。1992年に真打ちになった後も師匠の「人がやらないことをやれ」という教えが重くのしかかっていた。

転機は2008年に訪れた。イタリアでの公演依頼。語学が得意でもないのに、わらをもつかむ思いで「イタリア語でやりますよ」と調子よく引き受けた。

日本固有の文化を言葉で説明すればするほど、わかりづらくなることもある。表情やしぐさを重ねて「自国の文化の延長線上で考えてもらう」という。「想像力は世界共通」と、日本の寄席でも「演じる」意味を一層かみしめるようになった。「どこにでも行って現地の言葉で演じます。どこでも絶対にウケる」と自負する。

いや尊敬します。挫折→師匠との出会い、そしてハートオープンであった姿勢が今に繋がっているのだと思いました。


習氏人気 好機かリスクか

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16066930W7A500C1EA3000/

意外だったのは、習氏が「人気」の面でも彭さんと肩を並べつつあるように感じたことだ。反腐敗の名のもとに政敵を次々と失脚に追いやり、自由にものを言えなくなった国民は習氏への不満を内にため込んでいる――。そんな日本で描いていたイメージとはだいぶ違う。

習氏の強権的なやり方に反発する人もたくさんいる。だが、多くは知識人やグローバル化の波に乗った党のエリートたちだ。いわゆる支配者層で、社会の多数派ではない。

世界で起きているのと同じ現象が、中国で習氏の人気となって表れているようにみえる。反腐敗を旗印に既得権層をたたく「強い指導者」に、国民の多くは拍手喝采を送っている。それは、停滞する日中関係にとって悪い話ばかりでないはずだ。習氏がやりたい政策をやれるようになれば、世論におもねって日本に強硬姿勢を取る場面は減る可能性がある。問題は、習氏が本当は何をやりたいかがよくわからないことだ。もしトランプ氏のように「自国第一」を掲げるなら、日中関係だけでなく世界の混迷は深まる一方だろう。

反腐敗に強権をふるう周氏に対してエリート層の反発はあるけれども、庶民からは圧倒的な人気があるとのこと。


福島と結婚します クリエーター、故郷に誓う 箭内道彦さん ドキッ広告で誤解変える

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG16H5D_X10C17A3CC1000/

「普通は『新しい』『おいしい』などと良さをアピールする。間違いを正すのは、従来の広告の文脈とは大きく違う」と戸惑うこともある。それでも風評被害をはじめとする誤解を正すことに広告の力を信じている。

活動がきっかけとなり福島関連の仕事が舞い込むようになった。徐々に「福島から逃げていた」ことに気付く。10年9月に福島・裏磐梯で開催したイベントで、バンド「猪苗代湖ズ」を結成。素直に郷土愛を歌える自分がいた。「福島に生まれたから、今がある」。そう思えたところに3.11が起きた。

「僕は福島と結婚します」。3.11の直後、地元放送局からコメントを求められ宣言した。「ずっと応援する」では伝わらない。「もう来るな、と言われても関わる」ほどの思いを込めた。今、「復興はこれからが本番」と、その思いをさらに強めている。

多才ですね。アンチが反転した時というのは、ものすごい思いが溢れてくるのだなと思いました。


若き美術家に創作の糧 作品売る力 展示会で鍛える

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13096470Z10C17A2CC1000/

画家の与倉豪さん。「このままでは若い才能が埋もれてしまう」という危機感が原動力だ。2016年度の大学美術系学科の志願者は約1万人で、女性が大半を占める。実学志向が強まり、人気は低落傾向だ。

美術家はいかに生計を立てるべきか。講座では知識や技術でなく、作品を売るためのノウハウに重点を置く。「大金を稼ぐ必要はない。次に描く絵の画材代さえ回収すれば、創作を続けられる」若手を育てたいという講座の趣旨に共鳴した百貨店と、合格すれば店内で展示できるオーディションを開始。そこから派生して生まれたのがEGCだ。

活動の素地には若き日の苦労がある。芸術に造詣が深かった父は「食べていけない」と美大入学に反対だった。学費や画材代を稼ぐため、深夜にビルの建設現場で歯を食いしばり、百貨店屋上で戦隊ヒーローの着ぐるみをまとった。「創作の主眼を換金に置くべきではない」。活動を快く思わない画壇の声が届くこともあるが、「壁を作って閉じこもっていてはダメ」と思う。

素敵な活動だと思います。アートの世界でも、作品を売るためのノウハウはかなり重要だと思います。


SAKE造り、米国人挑む 元金融技術者、失業で一念発起 日本の老舗に負けぬ味

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13092630Y7A210C1CR8000/

「ブルー・カレント」は、ロンドンで開かれた品評会「ロンドン・サケ・チャレンジ」で、日本国内の老舗造り酒屋の銘酒など29銘柄とともに金賞に選ばれた。

フォードさんはハーバード大を卒業後、DNAの研究などを経て金融システムコンサルタントになった。05年に異動で来日し日本酒と初めて出合う。帰国後、リーマン・ショックでリストラに遭い、2年ほど職を探したが「リスクはあっても自立したほうが楽しい」と起業を決めた。

もともと趣味でビールやシードルを造っていたが、地ビールは米国で既に多くの業者が手掛けており、成長の余地が見込める日本酒を選んだ。京都や大阪、広島の造り酒屋を見学したほか、セミナーに参加するなどして酒造りを学び、15年に本格的に生産を始めた。

一人でここまでできるんだと希望を感じました。メディアにもかなり取り上げられているようですし、リストラされてラッキーと言えますね。