トランプ氏、禁酒の誓いを薬物対策に 亡き兄の依存症告白、鎮痛剤の中毒死撲滅

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「私自身が学んだことなんだ。兄は素晴らしい人だった。人柄は素晴らしかった。だが問題を抱えていた。アルコールだ」。8歳離れた長兄フレッド・トランプ・ジュニア氏はパイロットだったが1981年、43歳の若さで亡くなっている。アルコール依存症だった。兄は生前、自身の失敗から弟に禁酒を厳命した。

オピオイドは合法の鎮痛剤だ。規制が厳しい日本と比べ米国ではなじみが深い。ただ中毒性が高く、依存症になると体を動かせなくなり、重症化すれば死に至る。国内では200万人を超える中毒者がいる。2000年以降、中毒死した米国人は30万人を超える。

オピオイドを扱う会社に違法行為がないか取り締まるほか、中毒性が比較的低い医療用鎮痛剤の普及も急ぐ。国境を越えて薬物を持ち込む密輸入者への取り締まりも強化する。これまでの政権も不要な処方を減らすなどルールをつくり、処方量は減ってきている。ただ事態の悪化に歯止めはかかっていない。

酒は飲まないというのは知っていましたが、そのような背景があったとは知りませんでした。


アマゾン逆張り 発信~出処進退 カセットテープ専門店 角田太郎さん

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2001年、社員50人ほどのベンチャー企業にすぎなかったアマゾンジャパンに入社。書籍販売が中心だった同社でCD・DVD部門の立ち上げを担当した。手腕を見込まれ、社員の入れ替わりの激しい外資企業で14年間、音楽や書籍、消費財など各部門の責任者を歴任した。

ノルマを達成できなければ、職を失いかねない。そんな時、個人的に収集していた数千個のカセットテープを手にひらめいた。「カセット専門店をつくったらどうだろう」完全に廃れたカセットテープの専門店で、ネット通販なしの店舗販売のみ。「成功する要素が一つもない」。だから挑戦したい。次から次へと構想が浮かび、気持ちを抑えられなくなった。

魅力はすぐに評判になる。10~20代には新鮮に映ったようで、率先して写真をSNSに投稿。口コミは瞬く間に国内外に広がった。わざわざ店に足を運び、商品の説明文を読んで、気になった楽曲を試聴する。購入した商品をバッグに入れ、ワクワクしながら駅に向かう。玄関で受け取る販売形態では味わえない体験こそ実店舗の強みと信じる。

勇気のある決断だとも思いますが、気持ちを抑えられなくなったら本人からすれば、もう自然と体が動いちゃってる世界ですね。


都会のキャリア地方で生かす ストーリー立て助言/プロの目で魅力発信

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イキビズで、副センター長の平山真希子さん(42)。大学を卒業し現在のP&Gジャパンに入社。平山さんが地域の活性化に取り組むのは初めてではない。魅力を発信しきれていない地域が多いことがもどかしく、群馬県みなかみ町の観光協会に4年間勤務した。3年半前、老舗旅館の後継者との結婚を機に壱岐に移り住んだ。若女将としての仕事と3人の子育てに追われている時にイキビズの創設と副センター長の募集を知る。子どもたちの将来のためにも、自分のスキルと経験を生かして島を活性化したいと名乗りを上げた。

出版社リトルモアに5年間勤めた後、04年に故郷に戻った岩本歩弓さん(41)。編集に携わったガイド本が金沢観光の定番、兼六園もひがし茶屋街も載っていない本と話題を呼んだ。実家は百年続く桐工芸の店だ。「人間国宝級の芸術家の作品と、大量生産の土産物の間にある金沢の工芸品の魅力を知ってほしい」と考えている。「何もないのが嫌で東京へ出たけど、金沢に戻ってからは『こんなにすてきな作品や、面白い人がいるんだ』の連続」と笑う岩本さん。

福岡県男女共同参画センター「あすばる」センター長で内閣府男女共同参画会議議員の松田さんは「地方に優秀な人材を集めるには、積極的に移住者に仕事を回すトライアル発注など行政の工夫が必要」と指摘する。一方で松田さんは「大都市以上に男性社会が根強い地域もある。女性が成功できる場所かどうか、地方議員の女性の割合などを検証することも大切」とし、「移住で所得水準が低下すれば将来の年金額などに影響する。ライフプランや生活の質を見極め、是非を判断すべきだ」と話す。

よそ者や故郷に戻って、こういう働き方もできるんだということを都会のキャリア女性へ浸透させることが必要そうです。


イシグロ氏、「記憶の中の日本」大事に 緻密な文体で世界魅了

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ノーベル文学賞に決まったイシグロ氏が、30年ぶりに日本を訪れたのは1989年。「日の名残り」でブッカー賞を受賞した年のことだ。長年戻らなかった理由について「子供の頃の記憶に残っている日本や、自分の想像の中で育んできた日本のイメージが、現実と出合って壊されてしまうのが恐ろしかったからではないか」と語っていた。

長崎とおぼしき土地を舞台に日本人画家を主人公とした長編「浮世の画家」など日本を描いた作品でも、自分の頭の中にあるイメージを追いかけた。それが作品に国境を越えた独特の雰囲気を与えている。

英国の伝統文学やチェーホフ、ドストエフスキーなどのロシア文学以外に、谷崎潤一郎、川端康成らの日本文学の文体の影響も受けている。その結果、生み出された緻密な文体も世界中で読者を得ている理由といえる。

インドなんかでもすごい人気だそうです。「日の名残り」は映画は観た記憶があります。他の作品もこれを機に読んでみたいと思いました。


ヘッドハント 次はあなた 女性限定の依頼増/将来は責任者に

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イケア長久手店は10月に開業する。異業種からスカウトされて副店長に就いた花見さん(41)。日本の大手電機メーカーに入社して以来、技術開発を担当した。長く働きたいと考えていたが、週末の仕事や出張が多く、周囲の男性には体力でかなわないと限界を感じた。と同時に「ここ数年、同じ事の繰り返し。違う仕事に挑戦したい」と思うようになった。昨年秋、「イケアで副店長を探しています」とヘッドハンティング会社からのメールを受け取り、心が動いた。

コニカミノルタIoTサービスPF開発統括部戦略推進部の吉田さん(39)は6月、担当部長として働き始めた。ヘッドハンターから誘われたのがきっかけだ。ドイツの研究所でコンピューターグラフィックスを研究。日本の家電メーカーの研究職を得て、後にソフトウエア開発事業部長に就いた。女性で技術開発の経験を持ち、海外の企業と交渉ができる人材は貴重だ。複数の企業から誘いを受けた。

ヘッドハントの対象は従来、50、60代以上の経営者や取締役が中心だった。しかし近年、将来のリーダー候補を求める例が目立つ。ヘッドハント会社のプロフェッショナルバンクは「一定のスキルがある30代後半から40代半ばの部長一歩手前の人材が多い」(高本常務)。同社への女性に絞った依頼は16年、前年の2割増えた。「企画に女性の考えを入れたい」「異業種の優秀な女性が欲しい」「経営陣の雰囲気を変えたい」との理由からだ。

アラフォーになると、仕事へのマンネリもありますし、次への挑戦を皆したくなるというのもあると思います。


染め ニューウエーブ 江戸小紋職人の4代目 廣瀬雄一さん

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祖母の家が千葉県の海沿いにあったことがきっかけで、10歳でウインドサーフィンを始めた。2000年シドニー五輪の指定強化選手になるほどの実力だった。だが大好きな競技を極めたい一方、家業を継がねばならないことは自覚していた。

卒業後に工房の職人に弟子入りし3年ほど修業した。「どうせやるなら日本一の職人に」。そう意気込んだが、職人になって5、6年たつと仕事が減っていることに気づく。経営に携わるようになると業界の厳しい現状や売り上げの減少に直面した。

試行錯誤の末、若い人にも受け入れられるファッションとしてストールに目をつけ、2012年にブランド「コモン」を立ち上げた。職人にとって大胆な挑戦だった。年配の職人らの反応は厳しかったが、廣瀬さんは「時代に合う新しい形で挑戦しないといけない」と力説する。

同い年なので応援したいです。アパレルとのコラボなど独自性を強みとして展開して欲しいです。


本命・桐生、ついに壁破る 日本人初の9秒台 フォーム改良、走り進化 リオ予選落ち悔しさバネに

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天賦の才に恵まれた一方で、それを生かし切る体の完成まで時間を要した。14年アジア大会は左脚を痛めて欠場、15年も世界選手権代表選考会だった日本選手権を右太もも裏の肉離れで欠場するなど、何度もケガに泣かされてきた。リオデジャネイロ五輪100メートルは日本勢でただ1人予選落ち。

東洋大進学後は、上体を前傾させる走りを覚えた。ピッチ数は限界に近く、前傾で接地時の推進力を高める「高野進さんや伊東浩司さんが作り上げたテクニック」(東洋大の土江コーチ)を注入。1歩のストライドを伸ばすことを重視した。

日本陸連の分析では桐生のストライドは2メートル30センチ程度。同程度の身長の選手平均より約10センチ広い。同じ身長で9秒79の記録を持つグリーンのストライドが約2メートル40~50センチというから、この点でも世界レベルに近づいている。

カンマの世界に、人類、日本人の進化を感じる陸上の世界。限界へのチャレンジ、おめでとうございます。


小池百合子研究 重ねた転身 この次は 「崖から飛び降りたくなる」

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父、勇二郎は小池が中学3年生の時に衆院選に出馬して落選した。その後、事業が傾き、不渡りを出して倒産。芦屋の家は抵当にとられ、小池家はすべてを失う。「選挙から1週間もたたず一家がいなくなった。一家でエジプトに逃げていたと聞いた」。参院議員の鴻池は語る。

最初の崖は26歳。カダフィ大佐の単独インタビューに成功。これをきっかけにキャスターの道が開く。次の崖は39歳。日本新党代表の細川から声がかかり、参院選に立候補して当選した。当時の秘書はのちに横浜市長になる中田宏。「『政治の構造、体制を変えたい』と言っていた。いまと同じ」と話す。

政界では5政党を渡り歩き、有力政治家に重用された。50歳代で自民党入りし、小泉政権で環境相に。クールビズの発案で知られるが、永田町で有名なのは第1次安倍政権の防衛相時代の方だ。防衛次官の守屋と対立し、更迭。そしてイージス艦機密情報漏洩事件について「省内で誰も責任を取っていない」と表明し、あっさり辞任。

しなやかに自分の路線を歩んでいる印象です。特に男性の目から見て理解できないこともあるかもしれませんが、本人の中では一貫しているのでは。


私の転職あえてベンチャー

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「自分の可能性を広げるチャンスだと思った」。プログレスで働き始めたことを、人事部長の宮本さん(36)は振り返る。リクルートジョブズに入社。8年間営業職として活躍した。そんな宮本さんの転職を後押ししたのは、「自分はもっとできるはず」という強い探究心だった。プログレスの菊田社長に能力を買われ、物事をどんどん進めていくベンチャーのスピード感に魅力を感じた。「前職では上から降りてきた仕事をどうこなすかという『HOW』の部分を考えていた。だけど、現在はどういった意義のある仕事をしていくべきかという、『WHAT』の部分が重要」と話す。

「デリバティブ取引などの分かりにくい金融の世界にいたからこそ、伝える技術の大切さをかみしめている」。ビットフライヤーでCFO兼広報の金光さん(35)はGSの出身だ。ビットフライヤーの加納社長に誘われ、「世の中を変えられる仕事かもしれない」という期待感を膨らませて転職した。大企業だからこそ任せてもらえる重要な仕事もあった。だが、専門的で限られた分野でこのまま仕事を続けていいのか。新たなワクワク感をもらえる場所がまぶしかった。

キャリアンの河野代表は「女性は仕事や私生活で関わってきた人たちのノウハウや知恵を吸収する能力が高い」と分析する。転職の際に働いていた企業でのスキルを生かし、やる気プラスアルファのしたたかさを発揮できれば、挑戦は夢の実現へと結びつく。

プログレス宮本さんのように、「自分はもっとできるはず」と感じている人は男女問わずたくさんいると思います。


路地裏の店内で醸造 ビールの世界広げたい 金山尚子さん

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「『ビールはおじさんの夜の飲み物』なんてただの思い込み。飲み方の文化を変え、魅力を広く伝えたい」。店長の金山さん(36)はこんな目標を掲げ、昨年3月、「さかづきBrewing」を開店させた。

2015年までの約9年間、アサヒビールに勤め、念願の新製品開発も任されていた。そのキャリアを捨て、独立を決断した。転機は、研究開発のための海外出張だった。欧州では厳しく守られてきた伝統の味、米国では自由な工夫を凝らした風変わりな味を楽しむなど、暮らしに独自のビール文化が根付いている。休日の昼には憩いの場として、地域や店ごとに違う中から好みの一杯を見つける。「こんなお店が日本にあれば、ビールの常識ががらりと変わるかもしれない」と思い立つ。

退社後、店探しから開始。若者らでにぎわう街にもかかわらず、ビール専門店が少ないと感じた北千住に決め、製造の免許を取得。醸造に使う鍋や大型バーナー、保存用の密閉容器などはばらばらに買い集め、会社員時代に得た知識で自ら組み立て、投資を抑えた。

知見と経験がかなり活かされていると思いますし、出店地や店・商品作りなどかなり考えられていると思いました。