おいしい科学、理系に乾杯! 試験管でワイン飲み比べ

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87276820W5A520C1TI5000/

最先端の科学は難しそうだが、身近な食品や飲料で実験気分を味わいたい。そんな「理系」ファンの心をくすぐる飲食店が人気を呼んでいる。実験器具をグラスに使ったり、40種類に及ぶ塩を食べ比べたりできる。

東京・四谷の「サイエンスバー・インキュベータ」。医療機器の研究者だった野村卓史さんが「お酒片手に科学の話で盛り上がれる場を」と2014年に開業した。学会の帰りに来店した長岡技術科学大学の助教、吉武裕美子さんは、アルコールランプでスルメをあぶりながら専門分野の話で研究者仲間と盛り上がった。「実験器具を飲食に使う『背徳感』がたまらない」

東京・戸越銀座の塩専門店「ソルコ」は、国内外の様々な塩をおにぎりなどに薬さじでかけて味の違いを「実験」できる。店長の田中園子さんは大学院でバイオサイエンスを学び、製薬会社に勤めた「リケジョ」だ。店を開く際に「キッチンに並べておしゃれでスリムな容器」を探し、試験管にたどり着いた。

どうやってブームが起きるんだろうと思いますが、INCUBATORのFBなど見ると、理系が喜びそうなイベントなどやってますね。とことんやって理系を熱狂させています。solcoもやっぱりとことん塩を尖らせて周知しているようで、中途半端にやってはダメだという参考例でした。


「笑い」「ほほ笑み」異なる進化

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO87163420S5A520C1MY1000/

笑いは、ワッハッハと口を大きく開ける。これはサル類の「遊びの顔」に由来している。チンパンジーの子どもがくんずほぐれつ遊びながら、相手の首筋や腹をくすぐるように優しくかみつく。すると、口をまるく開けて歯は見せず、ハァハァハァとあえぐようなかすれた声を出す。まさに笑顔であり、笑い声だ。これが人間の「笑い」となった。

一方、ほほ笑みは、唇を真横に引いて、端をきゅっと上につり上げる。かすかに唇を開いて歯を少し見せる。これはサル類に共通した「恐れの顔」に由来する。ニホンザルには順位がある。上位の者が近づくと、下位の者はキャッと叫ぶように歯茎をむき出した恐れの表情をする。顔はそむけて視線を落とす。実際に悲鳴をあげる前に、悲鳴の表情を見せることで、自分が劣位であることを示している。

人間はこれをさらに一歩進めて、恐れがなくとも相手の顔を見ながら前もってこの表情をするようになった。これがほほ笑みだ。自ら進んで劣位の表情を見せることで、敵意はありません、仲良くしましょう、という信号を発しているのだ。

ふむ、面白い。笑いの由来は「遊びの顔」で、ほほ笑みの由来は「恐れの顔」。


棋士VSソフト電王戦 「1割」の勝利呼び込む

http://www.nikkei.com/article/DGKKASFG27HAG_T00C15A5PE8000/

2番手、六段の永瀬拓矢が指した手は、成れる角を成らずに相手に王手をかける2七角不成。この手がソフトの急所をつく。西海枝昌彦が開発した将棋ソフト「Selene(セレネ)」は不成を認識できないというバグを抱えていたのだ。王手がかかっていると判断できず、セレネは次に攻める手をコンピューター上の盤面で指す。王手放置。初心者のような反則でセレネは敗れた。

出場棋士は対戦するソフトを事前に借り受け、研究を積んだ上で本番に臨んだ。永瀬は700~800局にも上る研究からセレネが飛車と角、歩の不成に対応できないと見抜いた。しかも、ソフト側は提供後、改良はできないルールだ。

現役プロで最も将棋ソフトに詳しいといわれる五段の千田翔太でさえ、特別な対策をせずに電王戦に出場するような強豪ソフトと真っ向から戦った場合で「勝率は7%」と言う。千田は将来を嘱望される若手の一人で、2014年度の公式戦の勝率は7割3分8厘。その千田でさえソフト相手には1割も勝てない。

棋士側が事前に研究していても勝率1割ということで、もう将棋の世界もロボットには勝てないことを認めざるを得ません。


最軽量元素、重たい課題 水素、次世代エネに期待 コスト抑制・供給安定、海外生産も模索

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO84901940W5A320C1TJN000/

水素はあらゆる物質のなかで最も軽い。単位重量あたりの発熱量はガソリンの2.7倍だ。燃やしても空気中の酸素と反応して水が生じるだけでCO2を出さず環境に優しい。だが自然界では酸素と結びついて水となり、水素そのものとしては存在しない。このため石油や天然ガスのように採取するわけにはいかず、水素原子を含んだ物質を分解して取り出す必要がある。

水素がいま注目されているのは、その用途が広がりを見せているからだ。トヨタ自動車に続き、ホンダも2015年度中にFCVを発売する計画。三菱重工業や川崎重工業などは水素発電技術の開発を進めている。暮らしの中で日常的に水素を使えるようにするには民生向けや発電向けなどに安定供給できるだけの実力があるかどうかが問題になる。

オーストラリア南東部。低品質で安価な石炭をガス化し、水素を大量生産して日本に運ぶプロジェクトが進行中だ。川崎重工が主体となり、20年の試験稼働をめざしている。東芝は川崎市と連携し、15年度から再生可能エネルギーを使って水素をつくる実証実験を始める。太陽光発電の電気を蓄電池にため、必要な時に電気で水を分解して水素をつくる。

FCVなど水素分野では日本が先頭を走ってますから、官民協力体制を維持して欲しいです。


妊娠率上げる凍結技術 不妊治療、胚の解析も進化

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO82066970X10C15A1MZ9000/

広島HARTクリニックの向田哲規院長によると、受精卵を胚盤胞まで育てて凍結した場合、不凍液が胚盤胞を包む透明帯を硬化させ着床しづらくなる。そこで、融解後に赤外線レーザーで微小な穴を開けてから子宮に戻し中身が出やすくする。この方法で00~13年の胚盤胞移植8347件中、約47%が妊娠した。

受精卵以上にデリケートな卵子をガラス化法で凍結保存する試みも始まっている。細胞内の水分を抜き、内部の不凍液の濃度を30%程度に調整してから凍結する。リプロサポートメディカルリサーチセンターが専用キットを製品化した。悪性腫瘍の治療前に採取した卵子を12年間凍結保存した後、解かして受精させ子宮に入れた30歳の女性が昨年8月に無事出産した。

卵子や胚の解析技術も進化する。大阪大学の山縣一夫特任准教授は生きた胚の質を、高精細な画像解析で定量的に調べる手法を開発した。胚に目印たんぱく質を作るRNAを注射し、培養しながら特殊なレーザー顕微鏡で厚さ2マイクロメートルごとに細かく観察する。胚を傷めることなく染色体の複製異常などを検出できる。

技術的なことは分かりませんが、日本の研究・技術が相当進化していそうです。


STAP、謎残し幕引き ES細胞混入、故意拭えず 理研、特許取り下げへ

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGG26H4D_W4A221C1EA1000/

報告書では混入と判断した理由について、小保方氏の研究室に保管された細胞の遺伝子がES細胞と99%以上一致したことを挙げた。混入の経緯は実験で誤った過失ではなく、誰かが故意に混入した疑いをぬぐえないと指摘。しかし、証拠が不十分で故意であるとの結論は出せなかった。

理研は調査結果を受け、出願していたSTAP細胞の特許を取り下げる方針だ。共同出願者である米ハーバード大学などと協議する。また不正を働いた小保方氏には研究費の返還を求めることも検討する。理研はSTAP細胞の問題に関わった関係者も近く処分する。

事実が分かる時が来るんでしょうか。