人間中心のAIめざす 「代替」より「能力拡張」 米マイクロソフトCEOに聞く 雇用対策 今から議論を

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10049350Z21C16A1FFB000/

「AIの研究者は人間の『置き換え』を目指すのか、それとも『能力の拡張』を目指すのかを選択しなければならない。我々は後者にすべてを懸ける。能力を拡張するといっても、あらゆるシステムを動かすのにいちいち人間が関わるという意味ではない。自律型のシステムは今後ますます増えていく。人間の幸福とは何かを考え、その増進に役立つ『人間中心』の発想を核に設計するという意味だ」

「ある仕事が機械に置き換わり、コストが削減された場合、そこには余剰が生まれる。一つの解決策はその余剰に課税し、最低収入保障として再配分する方法がある。一方で、新たに生まれる仕事や、機械には簡単には置き換えられない仕事もある。医療の世界でいえば、“医師”の仕事は自動化できたとしても、看護師や介護福祉士などは人が足りない。AIが普及した社会で一番希少になるのは、他者に共感する力を持つ人間だ」

「いつの時代も、新技術が登場すると雇用への影響が議論されてきた。今回は2つの点でこれまでと違う。一つは対象がホワイトカラーであること。もう一つは変化が次の世代ではなく、いまの世代が現役の間に起きることだ。どの国も企業も抽象論ではない雇用対策や職業訓練の議論を今から始める必要がある」

トップランカーがAIを高い次元で捉えた、今後のAI開発でもベースになりそうな興味深い開発原則だと思います。