アップル曲がり角 1~3月13年ぶり減収 ハードからソフトへ転換急ぐ

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM27H6T_X20C16A4EA2000/

「iPhone」の販売台数は2007年の発売以来、初めて減少した。「iPad」の販売は2年以上減少が続き、不振に歯止めがかからない。その間、iPadに代わる成長源となってきた高利益率の「Mac」の販売も2四半期連続で減少し下降気味だ。

iPhone「SE」は品薄の状況でまずまずの出足。だがアップルは4~6月期に13~17%と大幅な減収を見込む。「アップルウオッチ」は既存のハードの落ち込みを埋めると期待される。だが、使えるソフトと価格のバランスが取れているとは言いがたく、主力事業に育つには時間がかかる。

今後も同社を支えるのはコンテンツ・サービス。1~3月期にはパソコンを抜き売上高全体の約12%を占める第2の事業に育った。利益率はハードより高い。「アップストア」の売上高は過去最高を更新し、米グーグルの倍の規模を誇る。長らく低迷していた音楽事業は定額サービスの会員が1300万人を超え「事業として底を打った」(クックCEO)。「iCloud」や決済サービスも急成長している。驚きより手堅いサービスで勝負する。ジョブズ氏後のアップルの姿がより鮮明になってきている。

サプライズより堅実。ハードからソフトへ。ジョブズ体制からクック体制への転換期でもあるということでしょう。