企業はソーシャルビジネスに挑戦を グラミン銀行創設者 ムハマド・ユヌス

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02421510X10C16A5KE8000/

企業は2つの顔を持つべきだ。お金を稼ぐという顔と、貧困など社会が抱える問題の解決も担うソーシャルビジネスという顔だ。富の集中を是正するには時間がかかる。だからこそ、今動き出す必要がある。ソーシャルビジネスに取り組む機会は世界を相手にする巨大企業でも、国内中心の現地企業でも、変わらずそばにある。

すべてのビジネスはうまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。貧困層向けに商品をつくるとき、コストと価格のバランスを取るのは難しい。こうした問題に何度となく挑戦することで様々な解決策をみつけてきた。

ソーシャルビジネスに興味のある企業は、規模の大小にかかわらず多いと思う。ただ、具体的な進め方が分からないのではないか。ユニクロなどと進めている事業の目的のひとつは、模範をつくることだと考えている。成功例をつくることができれば「我々もできる」と思う企業がどんどん出てくるだろう。

ソーシャルビジネスは制約が多い中でやらなければならないので、挑戦し甲斐はすごくあると思いました。