タイの金持ち優遇変える? リポビタンD 異例のCM

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO17146360R30C17A5FFE000/

財閥などいわゆる金持ちが牛耳るタイ経済界では異例のCMだ。3月に放送が始まるとたちまちSNS上で話題となり、拡散した。「勇気をもらった」「この警備員、クビになるのでは……」などコメントが飛び交った。

多くの視聴者の頭をよぎったのは、事実上国外逃亡中のレッドブルの御曹司のことだ。創業者であるユーウィダヤ氏はレッドブルの創業にも関わり、一族は今も株51%を保有するとされる。2012年に一族の3代目になる御曹司が警察官をひき殺す事件が起きた。しかも、現場から逃走した上に使用人に罪をなすりつけ、警察まで言いくるめたことで批判が噴出した。

タイには都市部の特権階級と、地方の農民や都市部貧困層との間に大きな経済格差があり、長年の政治対立の原因にもなっている。社会構造は簡単には変わらないが、少なくとも消費の現場では経済的弱者の声が確実に高まっており、力をつけつつあるといえそうだ。

タイLipovitan-DのFacebookで動画を観ることができました。確かに共感を呼びそうな内容でした。