中間層の節約志向 どう対応? 山本J・フロントリテイリング社長

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11022300S6A221C1TJC000/

「富裕層の動向に変化の兆しがある。9月に1.9%減だった外商の売上高が10月は2.8%増。11月は1.5%減だったものの、ずいぶん上向いていると感じる。先日、名古屋で開いた時計のフェアは売上高が9億2000万円と前年の8億円を上回った」

――インバウンドは。「ここに来て、下げ幅は縮小している。年が明ければ、前年並み以上になるだろう。客数は増えており、単価は下がったままでも、インバウンドの消費には期待が持てる。為替相場が円安に振れていることがプラスに働いている」

「中間層は頭の痛いところだ。婦人服の売上高をみると、3~8月は5.7%減。9~11月は4.2%減と若干は改善しているものの、依然として強い勢いは感じられない」「商品を売ろうとするのではなく、『空間』を売ることが重要だ。服を買うことで満足してもらうのではなく、その場に身を置くことのすばらしさを提供する取り組みを進める。“モノ”“コト”単独では消費は動かない。環境とか、時間とか、空間のあり方とかを総合的に考えないといけない」

なるほど“モノ”“コト”単独では消費は動かない。消費の現場で重要な視点だと思いました。