クックマスター旬彩 山本電気 調理家電+高性能モーター、車用技術生かす

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06360250S6A820C1TJH000/

家庭用ミシン向けモーターで世界シェア7割を握った同社。やがてミシンの需要減、海外勢の攻勢に直面する。生き残りに向け、まず自動車や掃除機用の開発に踏み出した。さらに1982年、モーターを生かせる場として調理家電に参入する。今は約80億円の売上高の約3割を調理家電が稼ぎだすまでに成長した。

秘密はやはりモーターにある。開発担当の南條さんが「自社生産でなければとても使えない」と打ち明ける自動車のエンジンルームで使用するタイプ。強力なうえ、回転数を自在に変えられる。ゆっくり回せるから、食材を傷つけることなく「こげないようにまぜる」という工程もこなせる。

実はクックマスターが登場するまで、10年の歳月が流れた。前身であるスープメーカー「すーぷじまん」は南條さんが初めて手がけた機器だが、納得できなかった。繊維質の多い野菜が滑らかに粉砕できなかった。要となるモーター探しでは、自動車用を扱う部署に何度も出向き、満足いくものを徹底的に探した。試作品ができるたび、料理研究家にどんなメニューができるか相談し、改良を繰り返した。

モーターメーカーが作る調理家電というコンセプトはいまの時代には受けそうです。コアバリューの追求について考えさせられます。