社員の婚活、企業が縁結び 人手不足で離職対策

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10642420U6A211C1TZD000/

独身社員に出会いの場を――。イベントは臨海工業地帯に立地する企業が手を組んで開催し、今回が5回目だ。当初は女性が集まるか心配したが、毎回定員を4~5倍上回る応募があり、参加者は抽選で決める。「これまで70組のカップルができ、分かっているだけでも3組が結婚した。予想以上に男女ともにニーズがある」

企業が熱心になる背景には人手不足がある。結婚できることをアピールし、若手の採用を有利に進めるとともに人材の有効活用を図る狙いだ。部品メーカーのキャステム経営管理部の田村さんは「身を固めれば仕事にも打ち込むし、離職率も下がる」と説明する。今年4月に地元企業と一緒に結婚支援ネットワーク「B―with」を立ち上げ、各社の独身社員が参加する婚活イベントをすでに4回開いた。

慎重な姿勢をみせる企業も多い。秋田県は2015年度に県内企業への働き掛けを強化した。社員の婚活を支援したい企業に「男前ブラッシュアップ講座」「女子力ブラッシュアップ講座」などの講師を派遣する。15年度は217社を個別訪問し、協力を訴えた。だが44%は講座開催に消極的な意向を示した。「社員のプライベートな部分には踏み込みづらい」といった理由からだ。

パワハラやセクハラにならないよう社内の共通認識を取れば、大いに健全で結構なことだと思います。