ハチバン、北陸新幹線の余波で破談 リンガーハットとの統合撤回 観光客増え最高益で強気、「対等」譲らず

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO98650920Y6A310C1TI5000/

リンガーハットは711店を展開するが、海外店舗はわずか11店にとどまる。一方、ハチバンは「8番らーめん」でタイを中心に110店以上を海外展開する国際派の顔も持つ。14年2月にリンガーハットが9.5%、ハチバンが2.3%、相手の株式を持ち合った際は、将来の経営統合で、それぞれが海外強化と首都圏進出を図る絵図を持っていた。

蜜月関係の変化のきっかけは北陸新幹線だ。ハチバンが駅周辺などで展開する居酒屋には、海鮮品目当ての観光客が昼間から押し寄せるようになった。ハチバンの居酒屋事業の15年4~12月の既存店売上高は前年同期比15.5%増となり、16年3月期の連結純利益は3億9000万円と最高益の見通しだ。

好業績が鮮明になるにつれ、ハチバンの首脳は周辺にこう漏らすようになる。「買収と受け取られるのは避けたい。株主に説明がつかない」売上高の規模でハチバンはリンガーハットの5分の1以下だが、対等の精神を強調し、統合会社の取締役、代表権を持つ人数は同じにすべきだと主張。強気の姿勢に、リンガーハット側はさじを投げた。

株式の持ち合いも解消ということでしょうか。ハチバン側が目先の利益や体裁、プライドに拘った印象を受けました。