ヘッドハント 次はあなた 女性限定の依頼増/将来は責任者に

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イケア長久手店は10月に開業する。異業種からスカウトされて副店長に就いた花見さん(41)。日本の大手電機メーカーに入社して以来、技術開発を担当した。長く働きたいと考えていたが、週末の仕事や出張が多く、周囲の男性には体力でかなわないと限界を感じた。と同時に「ここ数年、同じ事の繰り返し。違う仕事に挑戦したい」と思うようになった。昨年秋、「イケアで副店長を探しています」とヘッドハンティング会社からのメールを受け取り、心が動いた。

コニカミノルタIoTサービスPF開発統括部戦略推進部の吉田さん(39)は6月、担当部長として働き始めた。ヘッドハンターから誘われたのがきっかけだ。ドイツの研究所でコンピューターグラフィックスを研究。日本の家電メーカーの研究職を得て、後にソフトウエア開発事業部長に就いた。女性で技術開発の経験を持ち、海外の企業と交渉ができる人材は貴重だ。複数の企業から誘いを受けた。

ヘッドハントの対象は従来、50、60代以上の経営者や取締役が中心だった。しかし近年、将来のリーダー候補を求める例が目立つ。ヘッドハント会社のプロフェッショナルバンクは「一定のスキルがある30代後半から40代半ばの部長一歩手前の人材が多い」(高本常務)。同社への女性に絞った依頼は16年、前年の2割増えた。「企画に女性の考えを入れたい」「異業種の優秀な女性が欲しい」「経営陣の雰囲気を変えたい」との理由からだ。

アラフォーになると、仕事へのマンネリもありますし、次への挑戦を皆したくなるというのもあると思います。