<井阪セブン 急いだ答案>(下) 「鈴木路線」否定前面に リターン重視、独自色薄く

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ08H2H_Y6A001C1TJC000/

今回の中期計画ではROEの数値目標を設定。16年2月期の6.9%から中期計画の最終年度にあたる20年2月期には10%に引き上げる。「資産効率を重視する。規律ある投資を実行していく」と強調した井阪氏にとって、「リターン」は鈴木路線の否定を示すキーワードだ。

やり玉に挙げたのは「オムニチャネル戦略」。鈴木氏が構想を描き、M&Aなどに巨額の資金を投じてきた。オムニチャネルの看板こそ残すものの、グループ共通で顧客情報を管理し、一人ひとりに合わせた商品やサービスを提供するという単なるマーケティング手段に切り替える。

中期計画では20年2月期の連結営業利益を17年2月期の計画から約1000億円上積みする目標も掲げた。ただ、具体的な施策は迫力を欠く。例えば、「不動産開発の視点を取り入れる」(井阪氏)という総合スーパーと百貨店。マンションや病院、託児所などと組み合わせた複合施設への転換で収益向上を目指すという戦略に目新しさはない。

100日期限で焦ったか、守りの姿勢が強いように見えます。鈴木氏の見解も聞いてみたいところです。