IT再興 オタクを超えて

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO25102530W7A221C1TCR000

トランプ氏の政策にすぐさま批判の声を上げたのは有力IT企業群だった。移民こそ革新力の源と訴えた。一方、ウーバーテクノロジーズなどを舞台に業界内でセクハラが横行していたことが発覚。グーグルでは「女性は生まれつき技術者に向かない」と差別的な文書を公開した社員が解雇された。

フェイスブックは年に1度、社員にバイアステストを課す。相手の人種や性別などで無意識のうちに偏見にもとづく言動をしていないか気づかせる内容だ。同社のサービス利用者はいまや20億人におよぶ。さまざまな価値観や文化を持つ人材の活躍を抜きに、適切な事業判断はできない。

気になるのは、女性のITエンジニアが世界的に少ないことだ。グーグルやフェイスブックによると、技術職の女性比率は2割にとどまる。日本企業はさらに低く1割ほどのところが目立つ。そもそもエンジニアを職業に選ぶ女性の層が薄いからだが、ITへの興味がないわけでは決してない。固定観念のせいで女性がブレーキを踏んでいるならIT産業にとって損失で、もったいない。

多様性がトピックになっている中、IT大国アメリカでトランプ氏の逆行する信条もあったり。2極化もありそうです。