「カイシャ論」中国で人気 北京大の日本企業文化講義 終身雇用など「目からウロコ」

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASDG23H4N_W6A920C1CR8000/

国家による統制が厳しく、国有企業も多い中国。個別の企業に文化と呼べるほどの特色は薄く、従業員の「カイシャ」への帰属意識も高くない。新卒採用、終身雇用、年功序列といった日本の企業社会に根強く残る風土は中国の若者にとっては新鮮だ。大学院2年の李さんは講義の後、「本当に目からウロコの事ばかりでした」と感想を漏らした。

五十木さんは、日本IBMの出身。30年間の勤務のなかで、中国とも多くの関わりを持った。人気の講義が誕生したのは「この経験を日中関係に役立てられないか」と、北京大の馬教授に相談したことがきっかけになった。馬教授は五十木さんが教壇に立つことを快諾、正式科目になった。

「講義のおかげで、中国ではイメージの悪い保険会社に対する誤解が解けた」「なぜ日本企業が長続きするのか、背景に安定した雇用形態があることを学んだ」――。講義で理解を深めるうち、日本企業への就職希望者が急増。今年は受講者の半数以上にあたる16人が日本企業に入った。

本当に意義のある講義。北京大の懐の深さも感じました。国家統制や国有企業。中国の会社観は日本と随分違うでしょうね。