花王、意志ある営業減益 7~9月、販促費積み増し

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO08882350X21C16A0DTB000/

9月に相次いだ新製品発売に合わせ、テレビCMや店頭の販売支援などを積極展開した。これが四半期ベースでの減益につながった。とりわけ力を入れたのが化粧品のマーケティングだ。沢田社長は「化粧品事業の大改革に取り組む」と強調しており、20年12月期までに部門営業利益率を10%に高める計画だ。

1~9月期決算は好材料も目立つ。転売業者による日本製品持ち込みで採算悪化が懸念されていた中国の紙おむつ事業は、転売しづらいように日本からの輸出を増やすなどの改革の成果が表れた。洗剤や柔軟剤なども好調だ。付加価値を高めた製品を拡販しており、日用品の国内市場が2%成長にとどまるなかで大幅な伸びを見せた。

花王は過去数年、市場の期待を裏切らない成果をあげてきたのも事実。ROEは今期予想ベースで約18%で、配当も27期連続で増やす計画。今秋には約500億円の自社株買いも実施した。株式市場の要求の高さは「花王だからこそ」とも言える。

若干お荷物的な化粧品事業ですが、意志ある投資をするだけの将来性がきっとあるんでしょう。