晃祐堂 書道・化粧筆の製造販売 伝統工芸品をより身近に

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO05776990X00C16A8TJE000/

熊野筆は江戸時代から続く地元の特産品。晃祐堂は書道筆メーカーとして1979年に創業した。2000年代に化粧筆に本格参入したが後発だったため、国内市場での参入余地は大きくなかった。事業拡大のため海外に目を向け、台湾などで開かれる日本物産展などに出展してきた。

土屋社長は「既存のメーカーと一線を画す面白いことをしなくてはという思いがあった」と言う。一つは書道筆製造のノウハウを生かした化粧筆の開発だ。従来、化粧筆にはヤギなど1種類の動物の毛しか使われていなかった。同社は書道筆に使われる50種類の動物の毛の中から柔らかさなど化粧筆に合う毛を選び、混ぜ合わせて使用している。

もう一つは商品づくりに「カワイイ」という考え方を持ち込んだこと。思わず手に取ってしまうかわいらしいデザインにすることで、「高価」「近寄りがたい」といった伝統工芸品のイメージを変えた。海外ではこうした商品設計が若い女性に受け入れられた。

確かにカワイイし海外で人気が出るのも分かります。後発というハンディをチャンスと観るかどうか。