大企業は「子宝率」高める環境を 東レ経営研究所主任研究員 渥美由喜

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21265070Z10C17A9KE8000/

子宝率を調べると、都市部の大企業ほど子どもが生まれにくく、地方の中小企業ほど子どもがうまれやすいことが分かった。中小企業は社員一人ひとりの存在が大きく、特に地方では人手の確保が難しい。経営者は社員に辞められるよりは休まれたほうがいいと考えるため、子育てや病気などに直面した社員が離職しないようにサポートする知恵が昔からあった。大企業は社員が多いため、一人ひとりが歯車の1つになってしまう。充実しているイメージが強い福利厚生も、制度が使われないままになっている場合が多い。

子宝率が高い企業は独身社員の満足度も高く、社員の離職率が低い。すなわち子育てがしやすいだけではなく、介護や病気などほかの生活リスクが生じても継続して就労しやすいのだ。

大企業は子宝率を上げるために、職場に「生活」を持ち込むことができる環境を整備すべきだ。まずは経営側が社員の生活リスクを把握する。そして何らかのリスクに直面した社員が休む場合、その社員の業務を洗い出して周囲で助け合いながら分担するようにする。業務を手伝う社員には浮いた人件費で手当をつけるといった配慮も必要だ。

大里綜合管理は調べてみたらカンブリア宮殿で見たことがありました。中小の方が子宝率が高いというのは新鮮でした。