マクドナルド苦闘(1)「日本はその他扱いか」

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO88394240T20C15A6EA1000/

4月下旬。日本マクドナルドHDの本部から取引先に一通のメールが届いた。米本社を中心に地域別の管理をやめ、米国、高収益のけん引市場、急成長市場、基礎市場の4つに再編するという。日本が入ったのは基礎だった。「日本はもはや『その他』の扱いか」。取引先幹部は言葉を失った。

昨年秋、カサノバは打開策について会長の原田泳幸に相談した。すでに実権を失っていた原田に助言を求めるほど、必死だった。「下平を戻してはどうか」。下平篤雄は同社最大のFC会社、クォリティフーズに転籍し、副社長に就いていた。日本のFC化拡大の立役者で、店舗運営のプロだ。カサノバは下平を呼び戻すと、COOに引き上げた。

カサノバは構造改革策をぶち上げた。131店の閉鎖、希望退職者100人募集。コスト削減策が盛り込まれる中で、公表されなかった施策があった。数人の役員が降格処分を受け、更迭されたのだ。営業担当の責任者は処分を不服とし、会社を去った。先が見えない中でのリストラに社内外で不協和音も広がる。

鶏肉問題以降のマック舞台裏。表には出てきませんが、混乱、葛藤、去る人もいたりと苦闘ぶりがうかがえます。


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