老舗ミツカン 20年の計 米で売上高超す買収、中埜会長に聞く 「パスタソースは米国版『味ぽん』」

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今回買収したパスタソース事業の2ブランド「ラグー」と「ベルトーリ」は現地で計33%のシェアを持つ。有力ブランドの獲得という20年越しの思いを実現させたのが、今回の買収劇だ。そこには、四半期決算を意識し、いかに早く収益を出すかを日々考える上場企業の経営者とは無縁の発想がある。

パスタソースがパスタ料理に使用される割合は40%台半ばにすぎず、オーブン料理や肉料理などに使われている。日本で、味ぽんを焼き肉のたれなど様々な用途に広げてきたノウハウが活用できるというのが、中埜会長の勝算だ。日本と米国の経営資源を融合し、新たな売り方の提案を進める。

海外の食品大手は同一ブランドを全世界で展開する戦略をとるが、「我々がそれを目指すのは身の丈にあっていない。各地の食文化にあったブランドをつくっていく」。派手な買収をしても、経営の根底は変えない老舗企業の矜持(きょうじ)が垣間見える。

同族非上場企業ならではのプライドに魅力を感じました。


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