シェアビジネス、起業の動機は私のニーズ

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12934600V10C17A2TY5000/

タスカジの社長、和田幸子さん(41)。起業する前は富士通でシステムエンジニアとして働いており、結婚・出産後も仕事は続けていきたいと考えていた。ただ、出産後、フルタイムで職場復帰すると、仕事と育児で手いっぱい。「仕事や育児は他人任せにできないが、家事は誰かに頼めるはず」そこで家事代行を探したが、満足できるサービスがなかなかない。たまたま「個人で直接契約できるフィリピン人のプロのハウスキーパーがいるよ」と教わった。「この出会いで世界が変わった」と和田さん。ひらめいたのがタスカジの仕組み。

「マフィス馬事公苑」。託児サービス付きのシェアオフィス。オクシイ社長の高田麻衣子さん(40)が開業した。不動産業界で営業の最前線に立ち、30代で管理職になってからも、深夜まで働く日々が続いた。東日本大震災が転機になった。子育てにも仕事にも中途半端になっている気がした。「私と同じ境遇の女性はたくさんいるはず。子どもの近くに居て、いつでも駆けつけられて、仕事もできる場所ができたらいいな」。今では利用者が毎月延べ400人ほどと当初に比べ倍増。マフィスを拠点に育児休業中に資格取得の勉強をしたり、フードアナリストとして活躍したりする人まで現れ、利用者同士が交流する場にも育ちつつある。

起業のきっかけは面白いです。シェアサービスの市場は増えていますが、淘汰も進んでいるように思います。