パン・アキモト 保存料使わぬパンの缶詰 備蓄食、2年で義援物資に

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阪神大震災。秋元社長の父の一声で、トラックいっぱいにパン2000食を詰め込み神戸へ運んだ。だが保存料を使っていないパンは時間がたつと傷み、次々捨てられた。その反省から秋元社長はおいしく長持ちするという相反する要求に応えるパンづくりを思い立つ。

スマトラ島沖の大地震に見舞われた現地の知り合いからSOSが入る。「売れ残りのパンの缶詰を送ってほしい」。そこでひらめいた。3年保存の缶詰を販売した2年後に、使わなかった缶詰を備蓄先から回収。NGOなどを通じ、世界の被災地や貧困地域に義援物資として届ける。備蓄先は次回の缶詰購入時、1缶ごとに約100円を割り引く。

秋元社長は「8割の販売先から8割の缶詰を回収すれば十分ペイする」という。顧客へは「パンの缶詰を買ってくれた瞬間から社会貢献が始まる」と説明する。パンの缶詰は同社の売り上げ全体の6割強を占め、年間200万缶を販売。うち全国の企業・学校・自治体など約300の団体が備蓄する約30万缶が海外支援に回る。

素晴らしいアイデアだと思います。阪神大震災やスマトラ島沖大地震などが契機になっていてミッションを感じます。