足踏み景気 賃上げ、好循環に試練 成長戦略、後退しないか

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79981350R21C14A1EE8000/

法人企業統計によると、日本企業が2013年度に生んだ付加価値額は276兆円。このうち純利益は38兆円と過去最高だが、従業員に払った給与と賞与は145兆円とピークの11年度を4%下回る。

中堅自動車メーカーのトップは「政府は再増税を乗り切るために『企業はベアを』と言ってきた。増税延期の後で2年連続ベアへの期待だけが残るのは困る」と話す。日立製作所の中村豊明副社長は「グローバル化時代にベアはなじまない」としつつ「利益が増えたら従業員に還元するのは理にかなう」と話す。ただし、法人税減税の具体化など来年度以降の業績に直結する政策の行方にも不透明感が増しており、「賃上げできる環境整備が必要」と付け加える。

「Ignore Japan(イグノア・ジャパン 将来展望が難しい日本は無視)」。ある自動車大手は新車開発方針にこんな文言を入れているという。手をこまぬけば企業は日本を離れる。それを引き留めて成長のエンジンに据えようとするのがアベノミクスの成長戦略だった。企業が恐れているのは「増税延期を機に成長戦略そのものが後退しないか」(同じ自動車会社幹部)だ。

トリクルダウンがうまく機能するかどうかは政府と企業の協力体制にかかっています。


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