フィリピン 私学教育1日190円 アヤラと英ピアソン、1年で24校 授業に標準モデル、質確保

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM08HA5_X10C15A6FFE000/

フィリピンは5~17歳が義務教育で学費は原則無料だ。が、政府予算では教科書が行き渡らないうえ、都市部では1学級80人を超える事もざら。教室不足で午前・午後の2交代制の学校も多い。APECは1学級の上限が30人。公教育への不信感が生徒を引き寄せる。学費を捻出できない貧困層ではなく、多少無理すれば支払える低所得層を狙う――。「慈善」ではなく「事業」と位置付ける戦略は、いかに学費を抑えるかがカギだ。

学歴社会の同国では修士号や博士号を持つ教師が多いが、APECが採用するのは新卒の20代前半の若者。教材や指導要領は本部で作成する「中央集権型」のため、指導経験は必要ないと割り切り、人件費を抑える。ファストフードチェーンの店舗のように、標準化した学校を増やすほど収益はあげやすくなる。

英大手紙フィナンシャル・タイムズの発行でも知られるピアソンは、世界的な出版不況を受けて総合教育サービス会社への脱皮を宣言。その象徴的な事業として2012年以降、ガーナやケニア、インドなどで格安学校の展開を始めた。そこで蓄積したノウハウがフィリピンで花開く。黒字転換は目前で、当初掲げた「18年までに50校」という目標は前倒し達成が濃厚だ。

新しい教育ビジネスの形。教育者でなくプロ経営者が主導しているのがミソ。裾野の広い教育の形にはビジネスの発想が必要なのだと思います。


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