収益環境、より不透明に 為替・新興国・訪日消費に変調

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGD13HCZ_T10C16A5EA1000/

業績頭打ちの大きな要因が急激な円高だ。ホンダは円高進行が営業利益を3000億円強押し下げる要因になると見込む。岩村副社長は「円高耐性をどうつけるか」を課題に挙げた。「現地生産の部材調達比率引き上げ、輸出入の地域補完を進める」などの策で、「為替タフネス企業に変身する」という。

新興国景気の急減速も経営者を戸惑わせている。JFEホールディングスは2017年3月期の経常利益を前期比ほぼ横ばいと予想する。「中国の鉄鋼市況急回復は見込みづらく、輸出環境は依然として不透明」と岡田副社長は警戒する。

内需企業にも変調の兆しがある。マツモトキヨシホールディングスは前期は中国人の爆買いで化粧品、医薬品の販売が堅調だった。だが、今期は一転し、「中国経済が減速し、大きな伸びは期待できない」と松本社長は慎重にみる。個人消費もさえない状況で、三越伊勢丹ホールディングスの大西社長は「中間層の消費の落ち込みが激しい」と嘆き節だ。

消費者ビジネスはいちばん身近ですが、訪日消費はもう期待できず、個人消費も低調だとうかがわせます。