TPP11 企業に追い風 車・食品の輸出に弾み 電子商取引、自由度高まる

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO23389390S7A111C1EA2000

日本とベトナムはEPAを発効済みだが、完成車や自動車部品を輸出する場合は一定の関税が残っていた。関税がなくなり生産コストが下がる可能性がある。日本とカナダはEPAがなく、TPP11が発効すれば初めて無関税の貿易が可能になる。カナダに完成車工場を置くトヨタ自動車やホンダなどで部品輸出のコストが減る。

TPPはECのデータ流通の制限を禁止する。これまではデータ保管のための機器類を置くよう求める国があったが、今後は日本企業が国内や第三国に置いたサーバーを経由し、通信販売などの事業を手掛けられる。海外展開の際の初期投資も小さく済みそうだ。

マレーシアやベトナムに進出しているイオンは、TPPにより商品の輸出がしやすくなることに期待を寄せる。日本からの農産物を域内で販売するだけでなく、日本向けに生産している豪州産の牛肉やワインを東南アジアに振り向けるといった柔軟な商品戦略が可能になる。

おおむね有利な方向ですが、カナダの反発など火種は残っているので、まだまだ先は見通せないですね。