地方商店に活力の芽 陰で流通支える温故知新

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ13H60_Y5A211C1TJC000/

ご用聞きが、なぜ「最新の商売」と言えるのか。それは小売り、消費財メーカーが今、必要とする3つの機能を内包しているからだ。まずはデリバリー。自由に買いものに出掛けるのが難しい高齢者などにとって商品を届けるサービスは欠かせない。次は顧客がどのような商品を求めるのか、家庭内在庫はどうなっているかを知るマーケティング力。最後はクレジット機能。支払いを年金や給料の支給日まで待つツケ払いだ。

古い商売といえば問屋もその部類に入る。流通の近代化が進むとメーカーと小売りの中間にある問屋の存在意義はなくなると指摘されていた。だが気がつけば売上高が3兆円近い医薬品・日用雑貨を扱うメディパルホールディングスや約2兆3000億円の食品卸、三菱食品のようなメガ卸がドラッグストア、コンビニエンスストア、スーパーの陳列棚を支える。新陳代謝の激しい商品を管理し、売り場などに適切に届ける高度なシステムが問屋不要論をはねのけた。

ネット通販や地場の小売店、外食店など多彩な形態の企業が日々登場している。それを後押しするのも問屋だ。起業したての会社にとって資金繰りは頭痛のタネだが、問屋は金融機能を持つ。資金回収の期間が長く、資金繰りを助ける。余裕資金は新たな投資に回せる。回転差資金と呼ばれる仕組みだ。問屋は多様化する消費社会に応える形で登場する新規参入業者のゆりかごの役割を果たす。

御用聞きが今の時代にマッチしたモデルだとは知っていましたが、確かに問屋も問屋3.0とも言うべきステージに入っているのだと思いました。


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