働き方改革に終わりなし 柳井正氏・ファーストリテイリング会長兼社長

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO02859750X20C16A5TZA000/

「ローカルであれ、グローバルであれ単純に2つの言葉に分けることはもはやできない。でないと企業としては生き残れなくなっているのも事実だ。世界経済の中に組み込まれた日本として、新たな人事制度を考えていくことが重要になる。我が社は2014年、『グローバル イズ ローカル』という標語を打ち出した。地域密着のローカル店、究極の個店しかグローバル競争で勝てないという意味だ」

「転勤を伴わない地域限定社員は1万人を超えた。制度を選んだ従業員にはこう話している。『我々は世界最高峰のエベレストに登頂したいと思っている。でも、その前に近所の500メートルの丘を目標に仕事をして、それが実現できたら1000メートル、2000メートルの山と目標を上げていくような生き方も大切です。個々人が成長しながら生きることを支援します』と。そうした生き方をしてほしいから、パートやアルバイトの正社員登用や地域限定社員制度も設けた」

「国は最低賃金を時給1000円に引き上げようとしているが、もっと上げるべきだ。ユニクロは早く時給1500円にしていきたいと考えている。主要国の中で最低賃金が一番低いのは日本ではないだろうか。こんな水準ではグローバルで活躍する優秀な人材が日本で働こうとは思わなくなる。日本企業も現行の水準で甘んじていては駄目だ。時給が低いと、働く側も時間の切り売りと考えて単純労働でいいと受け止めてしまう。結果として両者の思考を停止させている」

働き方観、仕事観、経営観についてためになりました。明確で気持ちがよいだろうなと思います。