ナショナリズムの超克 中・韓修復は根っこから

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http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79762510V11C14A1TCR000/

歴史をふり返ってみると、やはり国家の危機のときにナショナリズムは表にあらわれてくる。幕末から明治にかけて西欧列強の圧力をしのぎ、日清・日露に向かった時代。それにつづくのが昭和初期で、ウルトラ・ナショナリズム(超国家主義)といわれる。そして現在、国力が低下して分厚かった中間層が疲弊している中での現象である。屈折ナショナリズムといっていいだろう。

日本近代政治史が専門の坂野潤治・東大名誉教授。「幕末から戦前にかけてのナショナリズムには、大和魂で欧米に向き合った『日本主義』と、中韓の一部勢力と連携しながら欧米に対抗しようとした『アジア主義』の2つがあった。嫌中嫌韓の現状は、日本主義の流れだけでアジア主義なきナショナリズムになっているのではないか」

小此木政夫・慶大名誉教授は「産業の分業体制が高度化し、海外での資源の共同開発なども進んでおり、経済統合型でいくべきだ」と語る。経済の相互依存関係の深まりだ。同時に「対立は韓国を中国側に追いやる。日米韓関係を不安定化させ、決して利益にならない」とも指摘する。

なるほどウルトラ・ナショナリズム(大和魂の日本主義+アジア主義)を経て屈折ナショナリズムのこの時代。龍馬的発想で経済の結び付きを強めながら関係修復が現実的でしょうね。


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