英、離脱交渉どう着手 強硬修正にも難題 EU、混乱の長期化懸念

https://www.nikkei.com/article/DGKKASGM09H7V_Z00C17A6EA2000/

「期限内合意のためにはメイ首相が大差で勝利して強力な政治基盤を築く必要があった」(EU高官)。メイ氏も選挙で圧勝し、政権基盤を万全にしてからEUとの交渉に臨む胸算用だった。そのシナリオは崩れた。メイ氏が政権協力を呼びかけたDUPは、やや穏健な対EU外交を掲げる。英メディアはDUP党首のフォスター氏が「誰も『ハードブレグジット』は見たくない。見たいのは機能する離脱案だ」と話したと伝えた。

英メディアの間では、DUPとの協力で「強硬離脱は難しくなった」(英紙デーリー・テレグラフ)との見方が浮上している。だが保守党が穏健離脱に傾くかは見通せない。

英国内の迷走で「EU離脱の工程表は見えなくなった」(英スカイニューズ)。交渉期限の2019年3月までにEUと離脱条件で合意できなければ、先行きの規定が定まらぬままで英国はEUから放り出される。待ち受けるのは「無秩序な離脱」だ。

期限の2019年3月までにEUと離脱条件で合意できなければ、無秩序な離脱。ただ国内危機感は強くないとも取れます。