平和実現「共通の責任」 オバマ氏広島訪問 ヒロシマ・ナガサキ 道義的な目覚め 演説17分、決意訴え

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM27H9N_X20C16A5EA2000/

原爆の悲惨さを際立たせるために多用したのが平和とその幸せを実感させる日常をかみしめる表現だ。「朝起きてすぐの子どもたちの笑顔、夫や妻とのテーブル越しの温かなふれあい、そして親からの抱擁」。この幸せを一瞬にして奪ったのが原爆という論法だ。「広島で世界は永遠に姿を変えてしまった。しかし、今日、子どもたちは平和の中に生きている。なんと貴重なことか」と続けた。

「科学や技術は人間の役に立つ一方、殺人の手段ともなりうる」「広島で愛する人に思いをはせる」。演説ではオバマ氏の理想主義者の側面を存分に発揮したが、同時にのぞかせたのが現実主義者の一面だ。71年前に米国が投下した原爆の是非には踏み込まず、謝罪もしなかった。原爆投下は「戦争終結を促した」という米国内の肯定論に配慮した。

「我々には(戦争の)苦しみをなくす共通の責任がある」と呼びかけたのも、米国だけでなく、この共通の目標の実現には国際社会の協力が欠かせないとの認識も強調した。そして「我々のやるべきことは終わっていない」と念押しした。

The start of our moral awakening. 森さんを抱擁する姿が感動的でした。オバマ氏の集大成ですね。訪問の意味は大きい。