言葉の壁に挑む翻訳の労 「アナ雪」ヒットに訳詞の妙

http://www.nikkei.com/article/DGKDZO74170010S4A710C1TY7000/

日本で歴代3位の興行収入を記録し、今も公開中の米国のミュージカル・アニメ映画「アナと雪の女王」。配給元のウォルト・ディズニー・ジャパンによると、吹き替え版をみる観客が約9割と、字幕版より圧倒的に多い。松たか子さんら声優陣の魅力に加え、「訳詞がわかりやすい」と評判なのだそうだ。

「ありのままの」「ありのままで」「これでいいの」と変わる訳詞。アニメでエルサの口元がはっきりみえる場面は、繰り返される末尾の「Go」を母音のオーで合わせ、「ありの」「ままの」とした。原作を最大限生かしながら、そこに日本人の琴線に触れる言葉を吹き込む。まさにパズルより難解だ。

「日本人は協調性をすごく求められる。突出したことは喜ばれない。自由なようで、実は息苦しく生きているんです。そこがはまったのかもしれません。訳詞にどれほど神経が使われているか。注目されたのは良いことですが、本来は裏方です。もちろん意味不明だと思われたら最悪で、最初から日本語であったかのように理解し、楽しんでもらうのが一番」。

なるほど面白い。翻訳は裏方ですが、芸術がありますね。


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