20年東京五輪、経済は復活? 64年大会では高度成長 先端技術に望み

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO24151230R01C17A2TCL000

50年代半ばから、70年代初頭までの十数年、日本経済は年平均10%の歴史的な高成長を続ける。近代的な工業が主力となり、技術革新と設備投資が進み、製品価格が下がり、給料は上がった。国民の暮らしむきは向上し、三種の神器が急速に普及。自動車も浸透し始め、70年代初頭には、欧米並みの豊かさを手にいれた。

その後の日本経済は石油危機で、成長に急ブレーキがかかる。バブル崩壊後は、マイナス成長を記録するなど長く停滞が続いている。このところ、景気回復がいざなぎ景気を超え、戦後2番目の長さとなるなど明るさも見える。だが、なかなか給料は上がらず、消費も伸びない。

その理由を池尾慶応大教授は「追いつき型の経済システムが続いたため」とみる。海外から技術を取り入れ先進国になるには良かったが、自ら最先端を切り開くしくみができていなかった。それで、変化に対応できなかった。

なるほど、追いつき型の経済システム。20年を契機に日本復活への道筋をつけたいところです。