謎×経済 ナゾノミクス デフレ、安く買ってはいけないの? 節約だけでは縮む未来

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15968550R00C17A5EE8000/

デフレの裏側には「需給のずれ」がある。ある企業が自動車を100台つくって90台しか売れなければ、残り10台は値下げしてでも売ろうとする。そもそも値下がりを待つ人が増えれば、企業は常に値下げを迫られる。「売り上げが増えない企業で働く人は給料が増えず、安いモノしか買えない。これで全体の消費市場が小さくなってしまう」(ニッセイ基礎研究所の久我氏)。景気の悪い動きに歯止めがかからないのが、「デフレ」が悪とされる理由だ。

日本はなぜデフレになったのか。大和総研の小林氏は「少子高齢化が進んだ結果、1990年代から働き手が増えにくくなったこと」が原因の一つだという。働き手が増えないと消費は伸びないが、工場(供給)は急には減らず、「需給のずれ」が大きくなったという見方だ。

施策で足元の景気は回復基調にある。日銀の黒田総裁は「需給のずれ」はなくなったとの見方を示した。そして給料が増えた時、人々が将来に不安を感じずお金を使えるかどうか。日本経済が成長していくと期待し、「良いモノを安いうちに買う」動きが広がることが、デフレ脱却につながる。

安く買うことで結果的に給料が増えないという流れは理解できますが、個人はかといって高いものを買おうとは思いにくいですね。