G7、結束に亀裂 貿易巡り激しい応酬 米の関税下げ要求が波紋

https://www.nikkei.com/article/DGKKASDC27H3P_X20C17A5EA2000/

欧州首脳は「保護主義的な措置は貿易拡大を阻害する」とトランプ氏に呼びかけたが、トランプ氏は逆に「米国の関税が低いなら他国も同じにすべきだ」と関税引き下げを要求。米製品に高関税を課すなら、米国も対抗措置で関税を引き上げると訴え、米国の輸出産業を守る姿勢を前面に打ち出した。

安倍首相は「率直な意見交換があったが、一致できた」と述べ、討議が一筋縄ではなかったと示唆した。とりわけ米国と欧州の溝は大きい。メルケル独首相は記者団に地球温暖化対策の議論に不満を表明。マクロン仏大統領も保護主義的な動きを強めるトランプ氏を暗にけん制した。

トランプ氏がこれで矛を収めるとの見方は少ない。トランプ政権はロシアゲートの問題で内政が停滞、支持率低下を積極外交で取り返そうとしている。仮に米中関係が親密になれば、狙い撃ちされるのは中国の次に貿易赤字の多い日本とドイツだ。

米との溝が埋まらずまさに孤立に見えますが、最近は軟化したという見方もあり。主導権の駆け引きでもあります。