訪日客倍増へ「夜の魅力」ふやせ 第一勧業信用組合理事長 新田信行

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06703170R30C16A8KE8000/

外国人から「東京に芸者がいるとは思わなかった」と聞いて「江戸文化は大丈夫か」と驚いた。もちろん料亭は気軽に入りにくいのも事実だ。だがそもそも触れる機会がなければ良さは伝わらない。これではせっかくの日本文化が、閉ざされた空間から広がっていかず、もったいない。

料金を明示し、カード払いにも対応して外国人客を受け入れる料亭も出てきた。まとまった人数なら1人当たりの料金は決して高くないし、むしろ外国人は喜んでくれるという。料亭でなくても芸者さんが外に出て踊りを披露する舞台は有力な観光資源になる。

インバウンドの夜間需要に照準を当てた動きは少しずつ出始めている。明治座は午後8時半に開演する舞台を始める。伝統芸能と現代の日本を融合したもので、ニューヨークでミュージカルを鑑賞するような感覚で楽しんでもらえるのではないか。こうした機会が増えれば、日本への再訪意欲も増すと思う。

新しい視点かもしれません。訪日客を目当てとした新しいスタイルの料亭も出てきているようではあります。