イラン、開放路線を選択 核合意の順守継続 対米や経済停滞、難題多く

http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM20H34_Q7A520C1EA2000/

イランで大きな権力を持つのは有権者が選ぶ大統領ではなく、最高指導者のハメネイ師だ。ロウハニ師は今後、ハメネイ師の意向を一段と配慮しなくてはならない。

核合意の内容に不満を持つトランプ米政権は、制裁の解除をこれからも続けるかどうかを含め、イラン政策の見直しを進めている。米側が核合意破棄などの極端な動きに出れば、イラン側も対抗措置を打たざるを得なくなる。

イラン経済は核合意に伴う制裁解除の効果が期待されたほど広がっていない。核合意とは別に、人権やテロ支援を理由に米国が維持する独自制裁の効果が強く、企業はイランビジネスになお慎重だ。失業率は12%程度と高水準に達し、若者が職を見つける環境は厳しい。核合意の成果がいつまでもみえないと、合意に批判的な強硬派を勢いづける可能性がある。

とはいえ、大統領は野党の党首的な存在でしかなく、最終的な権限は強硬派寄りのハメネイ師ということでねじれあります。