謎×経済 ナゾノミクス 低金利、ローン安くお得だけど 運用難、貸し手はつらく

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地方銀行は貸し出しの金利がとても低い状態だ。貸しても貸しても利益が出ないなら、銀行は融資をためらう。貸し出し以外の運用も利率が低く、十分な利益が出ない。結果として銀行の経営が悪くなれば貸し出しの姿勢に影響する。借りたくても借りられない企業が出てくる。

低金利が続く背景には、バブル経済の崩壊が尾を引いているとの指摘もある。みずほ総合研究所の高田チーフエコノミストによると、今は国内で株式上場をしている企業の半分以上が「実質無借金」の状態。多額の借金で苦しんだ記憶のある企業には、お金を借りて新しい事業を始めようという機運が乏しい。

低金利のもう一つの問題は資産の運用が難しくなることだ。現在の預金金利はキャンペーンでも年0.25%程度。100万円預けた利息は年2500円で、そこから税金がひかれる。給料がなく年金に頼る高齢者にとっては、預金の利息が少ないことはより深刻だ。

一方、カードローンなどは金利が高止まりしていて、国も問題視しているという話もありました。