マレーシア 財政に暗雲 産油国の税収直撃 通貨安が加速 景気に逆風も

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http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM04H7A_V01C14A2FF1000/

マレーシアは東南アジア主要国で唯一、原油の輸出額が輸入額を上回る純輸出国の座を維持している。ペトロナスは原油産業を牛耳る存在で、2013年12月期の売上高は3173億リンギと同国最大の企業だ。業績悪化の影響が国全体に及ぶのは必至だ。

最も懸念されているのが財政への影響だ。同国の13年の歳入総額は2100億リンギ。この3割が石油関連企業からの税収や配当収入で、多くをペトロナスが負担する。同社は原油安が続いた場合は来年の支払総額は430億リンギとなると試算し、今年見込みの680億リンギより4割弱引き下げた。歳入に大きな穴が開くのは不可避の情勢だ。

同国は慢性的な財政赤字が定着しており、ナジブ政権は補助金など歳出削減に踏み出したばかりだ。歳入が大きく目減りすれば、歳出圧縮の効果は吹き飛ぶ可能性がある。景気の下支え役を果たしてきた公共事業が一部延期となるとの見方も浮上している。

マレーシアは原油の純輸出国でマレーシア原油を牛耳るペトロナスの業績悪化が国全体に悪影響を及ぼすのは必至。


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