経済白書に映る戦後経済 失敗招いたタブーのわな

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO90586350V10C15A8TZD000/

権威のある白書だが、実は経済の判断は何度も誤った。有名な56年白書も含め、50年代の白書でその後の高度成長時代を予測したものは皆無。60年代までは悲観論が覆される例が多かったからまだよかったが、バブルが崩壊する90年代は全く逆になった。

なぜここまで間違いを続けてしまったのか。「日本の問題は必要な議論ができない雰囲気がうまれてしまうこと。90年代は銀行の不良債権について突っ込んだ議論を避ける空気になり、正しい対応ができなかった」経済企画庁で白書を執筆した経験を持つ小峰法政大教授はこう振り返る。銀行の情報は大蔵省が独占し、議論も許さなかった。

政治が総合的に政策判断や優先順位付けをするのは当然だ。官が省益を優先し、情報を抱え込んだことが90年代の失敗を招いたともいえる。だが、政治主導の印籠をかざして、異論や忠言を退けてしまえば、政権全体の目が曇ってしまうだろう。

政治主導ではまったく客観性がない白書ということになります。少なくとも過去それが繰り返されてきたようです。


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