消費者の価格志向 デフレとインフレ同居 カカクコム社長 田中実氏

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO98681300Q6A320C1NN1000/

「二極化が続いている。例えば40万円するデジタルカメラや欧米の高級家電などが信じられないスピードで売れており、値段も下がらない。一方で水やおむつ、清涼飲料などいつでも買える日常的な商品への価格志向は強い。デフレとインフレが同居している印象だ」

「今の日本経済は踊り場で、全体的に停滞感がある。アベノミクスは当初、株高に伴う資産効果があって消費を動かした。だが今は株価の低迷で資産効果が薄れ、可処分所得も上がっていない。中間所得層は減り、売れ筋は高額ゾーンとディスカウントにはっきり分かれてくる」

「14年春の増税はとにかく色々と買わないといけないというムードで、日常品から耐久消費財まで在庫が消えた。実際は消費が落ちると価格も下がるわけで、5月には増税前より安くなっていた。あれから時間はたっていない。消費者には当時の記憶が残っており、前回のような狂騒状態にはならないと思う」

気になる経営者の経済・消費・政策の捉え方が分かりたいへん勉強になります。外食はエンゲル係数から外した方がよいという意見になるほど。