経済は生きている 最適な資源配分を考える

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16619490Z10C17A5TCL000/

私なりに経済学を定義してみれば、「資源の最適配分を考える学問」といえると思います。ここでいう「資源」とは原油や鉱物などもあれば、企業の人材も含まれるでしょう。最適配分を考え、いかに最大の効果を得るかという学問なのです。

日本ハムファイターズの大谷選手。球団は非凡な才能を伸ばそうと、投手と打者の“二刀流”として起用してきました。才能を資源と考えた場合、どう配分すればよいのでしょう。大谷選手も、投打のどちらかに挑戦の道を絞ることも、新たな可能性を導く重要な判断になるかもしれません。

私たちの暮らしにこんなに身近な学問はありません。朝起きればご飯を食べて歯を磨くでしょうし、通学中にスマートフォンを眺めるでしょう。これらの財(商品)やサービスの多くは企業が生み出したもの。消費者は対価として料金を支払います。企業は利益を得て従業員に給料を払います。成長が見込めれば、新たな投資をします。ここでも最適な配分を考えねばなりません。

大谷選手の話は例えとして考えるきっかけになります。企業戦略なんかも常に資源配分ですね。