米量的緩和、結局その効果は

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79210150R01C14A1TY9000/

最大の謎はQEが景気を刺激するからくりだ。FRBが世の中に出回るお金の基となるベースマネーを増やしても、融資などの形でにじみだす量は限られた。企業の投資などがもたつき物価も上がらない一因だ。それでも米景気を明るくしたのは株価への貢献が大きい。QEのたびに株高が進み、家計の資産増や心理改善を通じ、「消費増→企業の業績改善→雇用の改善」という循環を後押しした。

ではQEは株価にどう作用したのか。これもはっきりしないが、「いざとなればFRBが動く」との安心感は無視できない。実際、景気が勢いを失うとQEをめぐる観測が強まり、逆に相場が上がるパターンが繰り返された。バーナンキ氏自身も最近「金融政策は2%が行動、98%が言葉だ」と発言している。

カギとされるのは物価だ。QEで物価が上向くとの予想が増え、これを反映して金利が上がったという。金利の上昇を理由にQEの効果を否定する声もあるが、物価が上向く期待を高めたのならQEが本来の効果を上げたとの見方も成り立つ。

なるほど「金融政策は2%が行動、98%が言葉」。市場の心理面をいかに動かすかってことですね。


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