バングラ女子に教育投資を

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06610880Z20C16A8KE8000/

ダッカでの事件を踏まえ、日本企業がバングラから手を引こうと考えても不思議ではない。だが私は今こそ日本はいっそう積極的にバングラに関わるべきだと思う。発電所や鉄道の建設にとどまるのではなく、特に長期と短期の両面で人材に対して投資することが欠かせない。

元米財務長官のラリー・サマーズ氏は「発展途上国の女子教育への投資は最高のリターンを生み出す」と言う。教育は女性に多くのものを与える。より高い収入、家庭内での権限、家族計画の選択権……。スキルを持つ労働者が増えれば、経済発展の可能性は劇的に高まる。女性の教育を支えることは、経済支援そのものなのだ。

女性は得た収入の多くを家族に「再投資」するという特性を持つ。子供は家計を支えるために学校をあきらめなくてすむようになる。テロリズムの傷を塞ぎ、日本への共感の種をまくことにもなる。

女性は得た収入の多くを家族に「再投資」するという特性を持つそうです。それを大きな枠組みで捉えています。