学テきょう10回目 成績データ活用広がる 過度な競争に懸念も

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15423520X10C17A4CR8000/

毎年成績上位の秋田県は、結果分析用のサイトをつくっている。学校側が結果を入力すると、生徒一人一人の正誤答の傾向や県内平均との比較が見られる。教員は足りない部分などを分析して授業にいかす。

文部科学省も一層のデータ活用を促すための見直しを検討中だ。同省の専門家会議が公表した改善策では、比較的正答率が高い問題ができなかった子供の割合を「指導を充実すべき層」と定義。より詳細なデータを示すことで、指導方法や教員配置にいかす方針だ。

学力テストのデータ公表を巡っては自治体、学校間の序列化や過度な競争といった負の側面も指摘されている。文科省は昨年、直前に過去問を解かせるなど過度な対策を控えるよう全国の教委に通知を出した。ただ「数値が出る以上、現場の教員は常にプレッシャーを感じている」(中嶋名古屋大大学院教授)との批判はある。

なるほどデータ公表という仕組みは確かに、学力テスト主義に走りがちだと思いました。