格差解消へ公立校改革を チューリヒ大教授 ファブリッツィオ・ジリボッティ氏

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO95962100Z00C16A1TCR000/

「世界価値観調査」によって親が子にどんな価値観を持ってほしがっているかが分かる。不平等が小さいスカンディナビア諸国では自由放任主義的だった。不平等が大きいロシアや中国、米国はその逆で、日本は中間ぐらいだった。

同じ国でも親によって異なる。米英では教育水準の低い親は権威主義をとらない。子を説得する能力とお金が必要だからだ。英国では教育水準が高いほど権威主義になり、教育水準が低いほど自由放任主義か専制主義となる場合が多い。高収入ホワイトカラーなどは権威主義の比率が高い。また権威主義の場合、子が親より高い地位に就いている。

上中流階級は厳しい子育てができるが、できない人の子は貧しくなり、不平等がさらなる不平等を生む。推奨したいのは学校システムの改革だ。最も良い学校が高所得者しか入れない私立学校だとしたら不平等が拡大する。公立学校をもっと魅力的にすべきだ。そして子の意欲、才能で入学できるようにすべきだ。所得による居住地域の分離も防ぐ必要がある。学校が平等になっても居住地域が分離していると不平等の解消は難しい。

興味深いしもっとこの分野深掘りする必要があると思いました。格差解消を慈善的でなく事業としてやりたい。


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