AI「ワトソン」年1兆円稼ぐ IBM、初期市場で先行 業務改善、GM・イオン採用

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO15370140W7A410C1EA4000/

ワトソンを使った業務改善の実例は枚挙にいとまが無い。運転手の癖や好みを考慮した情報サービスを提供する米GM。社内のコールセンターの代替を狙うイオン。腫瘍の診断では世界35の医療機関が採用した。

世界のIT大手が一斉にAIの活用に乗り出す中、IBMがビジネスで先行するのは「伝統」によるところが大きい。1997年にチェスの世界チャンピオンを破り、11年にはクイズ番組でトップに立つなど人間と同等以上の能力を持つコンピューター開発を早くから手掛け知名度で抜きんでた。14年に事業化し、顧客を押さえる営業でも先んじている。

AIビジネスで優位に立つIBMだが、その地位は保証されるだろうか。ベンチャーのAIも日進月歩で、安価で使いやすい技術は次々に現れる。コモディティー化を懸念するIBMはワトソンの性能向上に余念がない。

油断しているわけではなさそうですし、企業向けでは実績も積んでその牙城は高そうに思います。