ビール、多品種戦略を転換 主要4社、新ブランド投入ゼロ 酒税改正にらみ主力商品に集中

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11618440S7A110C1TI5000/

17年度の税制改正大綱では現在350ミリリットル当たり77円の酒税がかかるビール、47円の発泡酒、28円の第三のビールは26年に54円に集約される方向だ。その結果、原価の差などから標準価格帯と低価格帯の2分野になるとの見方が多い。サントリービールの水谷社長は「各分野で1位、2位のブランドしか生き残れない」と身構える。

年初の事業方針説明会では各社が新ブランドの投入を発表するのが恒例だったが今年はなし。代わりに目立つのは派生商品の発売など基幹ブランドの強化策だ。

各社が国内のブランド集約を急ぐのはグローバル競争を視野に入れているからだ。3分された分野それぞれで過度の価格競争による消耗戦を続けてきた各社。収益力を高め、稼いだ資金を海外に投資するビジネスモデルへの移行が急務だ。

多品種と言われながら、店頭ではあまり見かけなかった気もしますが。酒税改正で4社とも転換っぷり鮮明です。